2025年6月27日金曜日

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長期投資観点でみれば、暴落はあったほうが利益は拡大する。

ちょっと偏屈なものの考え方をするんだが、
俺の長期投資を振り返るとねぇ、
最初の10年ぐらいは、
確固たる利益が出ていなかった。
含み損と含み益を往復してばかりで、
なんか凄くモヤモヤしていた。

ドットコム・バブルが弾けて、
ようやく回復してきたと思ったら、
今度はリーマン・ショックだからね。

でもねぇ、今振り返ると、
これこそが今の株式資産の原石。
安く買えた時期だった、と今なら思える。

当時はS&P500指数は1,000ドル未満。
今は6,000ドル台まで回復しているわけでねぇ。

仮に、ドットコム・バブルが弾けずに
順調に推移していたら、
GAMAのような銘柄に投資できなかったかも。
株価が高くて、当時、
投資資金を用意できなかったはずだから。

リーマン・ショックが無かったら、
今保有している金融銘柄への投資の機会も
訪れなかったはず。
これも株価が高くて、
投資資金を用意できなかったはずだから。

そう考えると、当時、暴落が来て投資してみたものの、
さらに株価が下落して、ゲンナリはしていたけど、
今となっては良い思い出。

当時の株価は2桁台が主流で、
凄く投資しやすくなっていた。
それが今では、3桁台が主流になっている。
当時の米国株の売買単位は10株とか100株だったから、
株価2桁はウェルカム。

庶民レベルの個人投資家目線で言えば、
米国株はちょっと敷居が高かったんだが、
暴落のお陰で、一気に敷居が下がったんだよね。

あとねぇ、当時はねぇ、
それほど投資知識もなかったから、
PER何それ、会計情報読むわけないし、
株価安いなら、とりあえず投資しておこう、
で済ませていたんだ。

知らぬが無敵で株式投資していた。

順調にずーっと長期で上昇している相場だと、
逆に刺激が足りなく感じるんだよ。俺の場合。
ここ数年、なかなか追加投資できる心境にならずにいる。

不謹慎ではあるけど、投資観点で見れば、
コロナ・ショックでさえ、
リーマン・ショックに比べたら物足りなさ感じたし。

投資した後さらに株価下落しても、なぜ保有し続けたか?は自分でも良くわかっていない。
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