働きながら長きに渡り、
株式投資を続けてきたわけだけど、
長期投資が上手くいって、
ある程度の資産が出来上がると、
見えてくる世界観が変わってくることに、
気が付いてくる。
仕事ってどんなに頑張っても、
勤め人である以上、稼ぎに上限があるってこと。
ある程度の規模の会社になれば、
給与テーブルとか賞与テーブルとか言うものがあって、
人事査定に従って、年収の天井額は決まっているからねぇ。
大げさに言えば、
今の年収からテンバーガーになる確率って、
いかほど?
勤め人の給与は、ほぼ安定した収入が確保できるんだから、
株式投資からの配当とか、投資益とは性格が根本的に違う、
って言うのは理解しているつもり。
加えて、投資には元本ゼロリスクがあるけど、
勤め人は勤め先が倒産しない限りはほぼ給与が毎月見込める。
それでも、実際に配当収入で暮らしている今の俺からしたら、
配当自体は分散しておけば、思っているほど不安定ではない。
むしろ勤め人にはできない、分散投資って言うのが凄いメリット。
今でこそ、副業を認めている会社もあるけど、
副業と言えども10個も副業出来んでしょう。
株式投資なら10社への分散投資でもできるし、
10社から配当収入を得ることもできる。
1社が無配になっても、9社からの配当はまだ維持できているから、
いきなり無収入にはならない。
勤め先が倒産に傾くと、給与未払いで一気に無収入になってしまう。
投資で例えるなら、集中投資なんだよな、勤め人は。
それでも、勤め人は労働法、社会保険制度などの
セーフーティネットがあるから、
どっちが良い悪い、とは言えないのは承知なんだけど。
これも長期投資が上手くいってしまうと、ついね、
暗黒面に陥ってしまうんよ。調子に乗って。
一度さぁ、暗黒面に陥ると、抜け出すのはきついよな。
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