どこかの官僚や政治家は言うが、
財政が厳しいような国の通貨は買われないから。
相当な円安になるよ、現実は。
おそらく、変動相場制移行前の
1ドル360円を超えるような超円安が来る。
でも、そんなことはないわけで、
これ脅し文句のようなもの。
本当に財政厳しかったら、なりふり構わず、
政府保有の米国債放出する。
でも、そんなことしたら、
米国が激怒するんで、できないけどね。
1ドル150円台だが、見方を変えれば、
まだ、その水準で済んでいる状況だし、
日本の政策金利も利上げできるほど余裕あるんよ。
でも、世の中、それに反して増税とか、
社会保障の値上げ、ばかり連呼されている。
なんで増税するのか、と聞かれれば、
「財政が厳しい」と言えば済むから。
そして、現役世代と高齢者の間の世代格差を煽る。
俺はもうリタイアしているから現役世代でもないし、
かといって年金支給されるほどの年齢でもないので、
どっちつかずの状況にいるんだが、
やがては俺自身、高齢者の恩恵(年金、医療費負担)
などを受けることになるから、
若者からしたら面白くないだろうね。
でもねぇ、俺が長期投資を始めたころは、
公的年金も国民皆保険制度も
いずれは「実質的には」破綻するだろうなぁ、
と思っていたわけ。
昭和の高度成長期を想定して設計した社会保障が
将来、通用するとは思わんかったし。
だからと言って、批判ばかりしても始まらんから、
長期投資して、それに備えておこうと思ったことも。
そもそも論として、財政破綻が懸念されているような国で
個人投資家が米国株投資できるわけない。
為替取引制限がかかるから、米ドルは買えんからね。
加えて、円が世界の主要通貨じゃなきゃ、米国株投資なんかできんよ。
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