2025年1月5日日曜日

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円安で資産が増えているようにしか、思えん。

保有米国株の円建て評価資産額の推移をみると、
もう、昨年度は過去最高の増額なんだが、
米ドル建てで見ると、それほどでもない、
とは言っても、
それはそれですごい額なんだけど。

俺、為替取引しているつもりは一切ないんだが、
ここ数年の資産の増え方は、あきらかに「円安」なんだよ。
なんか、うれしくない。

日経平均株価4万円達成と言ったところで、
ドル円が150円と100円じゃ、
ドル建ての日経平均株価指数がまるで違う。
海外から見れば、4万円達成に大した意味なし、
米ドル建てで見るからな。

米国株投資、
とくに米国株指数投資が人気な要因のひとつに、
円安があると、俺は思っている。
1ドル150円半ばの為替が、120円ぐらいになったら、
米国株指数がいくら好調でも、人気に陰りが出てくるだろうな。
円建てで利益でないから。

俺の資産の多くは米ドル建てになっているので、
円安歓迎なんだけど、まぁ、限度ってものがあるよな。

仮に1ドル200円になれば、
俺の円建て資産額はものすごく増えるだろうけど。
国内の物価インフレも相当なものになるから、
現実は大した増えたことにならんだろうし。

逆に1ドル100円になるような円高になれば、
円建て資産額は目減りする上に、物価は変わらずなんで、
こっちのほうが悲惨であったりはする。

それゆえに、米ドル資産建ての金融商品(株式と、MMFとか)を
保有する場合は、
なるべく投資先の自国通貨で「物事」を考えるようにしている。

どこかの投資本で、長期的に見れば為替リスクは小さくなる、
とか言っていたけど、それ米国中心で考えればの話。

30年近く米国株投資をして、
1ドル70円台から160円のレンジで推移して、
今150円だ半ば、
為替リスクは小さくなっていないよね。

円安で日本の土地、企業が買われる不安リスク考えないのかな、政府は。
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