2024年12月14日土曜日

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公的年金も結局は株式市場頼り。株式市場を「財源」と捉える。

GPIF、正式名称は「年金積立金管理運用独立行政法人」。
ごめん、俺には長すぎて覚えられん。

このGPIFは年金給付財源の約10%を「年金積立金」として
投資運用している組織。

将来、年金保険料と国庫負担で年金支給が賄えないため、
3つ目の財源として「年金積立金」の登場。
理由は「現役世代減少による年金保険料不足」と読み取れる。

その経緯は、GPIFのホームページのここで解説されている。

じゃぁ、年金積立金の投資資金はどこからと言うと、
「年金給付金の財源の余剰分」からと説明がある。

ここで一つの疑問。

「年金給付金の財源」の余剰分=「年金給付の財源」ー「年金給付金」

今、公的年金会計は余剰が出るほどにお金が余っているの?
世の中、何かというと「財源はどこ?」がトレードだけど、
財源あるじゃん。

んで、タイトルの話なんだけど、
その今ある「年金給付金の財源」の余剰金でGPIFは投資運用して、
その利益分を、将来見込まれる「年金給付金の財源」”不足”に
対応しようとしている。

その投資のポートフォリオは、
国内債券、外国債券、国内株式、外国株式で
均等に約25%が原則で多少変動は許す運用方針。

結局、公的年金の一部は株式市場任せになっているんだよね。
まぁ、これは日本だけでもなく、
ほかの国でもやっていること。

株式市場が暴落すると、結局、困るんだよね。
だから、必死に株式市場を立て直そうとするよね、
それこそが財源なんだから。

俺は株式市場が暴落すると、景気悪化よりも、
世界中の社会保障が立ち行かなくなる、
世界が見えてくるので、
絶対にそれは阻止するだろうな、と思っている。
それゆえ、意外と株式資産には楽観的だったりする。

経済があってこその社会保障。
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