「株式投資で○○円目減りした」と嘆くと、
反応は2つある。
「ざまぁ」と「どんだけ資産あるんだよ」の2つ。
どっちが株式投資の素質があるかと聞かれれば、後者。
嘆いている間は、まだ余裕なんだよ。
資産減らして、借金してまで投資していたら、
嘆いている暇ないから。
長期投資をしていて、
資産が増えて、さぞかしハッピーだろう、
と思うかもしれんが、
逆に言うと、
「失うものがデカ過ぎる」悩みが生まれる。
経済的自立ができるほどの資産は作れたんだが、
その先にあるものは、手にして初めて、
わかると言うか、実感することもある。
経済的ゆとりは生まれたが、
経済的不安は変わらず存在する、解消はされない。
世間一般では、
準裕福層、裕福層、超裕福層になると、
生活ランクを上げていくイメージがあるようだが、
それはしてこなかった。
それには理由がある。
会社生活で、上司・同僚が出世する度に、
出世払いで生活ランク(贅沢品購入とか)を上げるんだが、
昇進が止まったり、降格・リストラにより、
そのような生活ランクが維持できなくなり、
余裕のない末路を見てきたんでねぇ。
俺は出世には縁がなかったけど、
長期投資で上手くいっても、
むやみに生活ランクを上げようとはしなかった。
生活ランクを上げる代わりに、その分の資金を投資に回した。
それが功を成して、定年前にリタイアすることができた。
今では、かつてより少しは生活ランクは上げているが、
資産額から見て、十分余裕のあるランクにしている。
株式投資に「暴落」は付きものだからねぇ。
一時の暴落で配当生活が「おじゃん」
にならんように努めている。
「失うものがデカ過ぎる」からね。
失うのは「金額」じゃないよ。
今まで積み上げてきた投資期間を失うのが怖いんだよ。
だから、そうならんように、
半値位の暴落でも、
リカバリーできるように算定しているし、
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