配当生活=高配当銘柄のイメージが強いが、
高配当に依存すると、
複利効果が薄められるデメリットがある。
大雑把に言えば、
投資利回り=株価差益利回り+配当利回り
と俺は捉えている。
米国株指数投資の実績利回りが8%と仮定して、
VOOの配当利回りは1%弱なので、
投資利回り(8%)=
株価差益利回り(6.7%)+配当利回り(1.3%)
極論だが、6.7%の利回りは利確しなければ、
税金を先延ばしできるので、
「複利効果のようなもの」が期待できる。
その反面、配当利回りの1.3%は現実益なので、
いったん課税される。再投資しても課税分、
「複利効果のようなもの」の期待を削ぐことになる。
配当生活を目指そうとすると、
配当利回りを追求するあまりに、
株価差益利回り(キャピタルゲイン=含み)に疎くなる。
長期投資ガチホをしていくうちに、
配当生活を優先すべきかの葛藤がここにあるんだな。
配当利回りの上昇を狙うのか、
それとも資産評価額の上昇を狙うのか?
どっちよ? と言う葛藤。
1億円の株式評価資産の配当利回り4%で、
配当生活400万円で暮らすのか、
それとも、
3億円の株式評価資産で配当利回り1%で、
配当生活300万円で暮らすのか?
前者の方に揺らぐよね。
利回りも良いし、資産額も少なく済む。
でも、1億円をどうやって作るのかが、問題になる。
高配当銘柄のポートフォリオじゃ、
株価そんなに上昇しねーよ。
かつてのフィリップ・モリスは別として。
結局、後者の配当銘柄1%未満の株式に投資して、
1億円の資産を長期投資ガチホで、含み益膨らまして、
作らないとイケんことを経験するんだな、俺は。
後者のやり方で1億円評価資産作っても、
配当利回りは1%未満。
じゃぁ、ここで保有銘柄をいっそのこと、
高配当銘柄に鞍替えして、
配当利回り4%の配当生活にしようかと、思った。
それなら、すぐに配当生活できるし。
でも、そうはしなかった。
それまでに多少の高配当銘柄を保有した経験から、
ロクなことにならんことは経験済み。
減配、無配のリスクは高いし、株価下落リスクも高い。
1億円まで行けた保有銘柄を入れ替えるアイデア自体
どうかしている、今まで上手くいっているのに。
だから、俺は、このままやり方を変えずにガチホを貫いた。
配当生活は先伸ばしになったが、今では億のテンバーガー。
悪くはないよね。きっと。ラッキーだったかもしれんけど。
まぁ、あれこれいじくるな。数年のスランプぐらいは見逃してやれよ。ってことだな。
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