俺が米株投資を始めたころは、ドットコム・バブル前夜位で、
今のようなネット証券なんか、あるわけもなく、
日本の大手証券に窓口に出向いて、米株注文を出していた。
NY株式市場への電話注文は無理でしたねぇ、当時。
だったら、東京市場の外国株銘柄にしろと言われていたから。
その位、レアだったわけで。
そのころ、ネット証券は一応あったけど、
今のような日本の会社ではなく、
米国のネット証券会社が日本に開放するようなイメージ。
チャールズ・シュワブ証券とかだったような記憶がある。
ただ、証券口座開くにしても、
米国外の外国人としての扱いで口座開くスタイルで、
すべて英語でやり取りして、いろんな書類用意して、
米ドル用意してみたいな感じ。
日本円で簡単にネットで投資できる時代じゃ、なかった。
あと、圧倒的に米株の銘柄情報が不足していた時代。
前置き長くなったが、言いたいことは、
その当時、米株「指数」投資をする発想は皆無。
もうすでに、長期投資で有名なシーゲル本はあったけど、
それとて、今ほど知れ渡っていない状況。
ピーター・リンチ氏の「株に勝つ」本を片手に、
勤め先のインターネット使って、
Yahoo!Financeからの投資情報を
頼りに投資していたんだよ、当時は。
書籍「株に勝つ」では、
自分が良く知っている銘柄に投資しなさい、
と質している。
指数投資への言及はなかったと思う。
だから、個別銘柄投資しか知らんし、それが身に染みている。
今までの投資経験上、指数投資のほうが投資の安全リスクとして、
理にかなっていることは、頭の上では理解できている。
だけども、過去の投資バイアスで、それにはなびかないだけで。
別に、それで不便を感じていなし。
今は、手軽に米株に指数投資できる投資環境だから、
米株投資を始めるなら、俺自身もVOOとかSPYをお勧めする。
たぶん、俺が今の時代に米株投資を始めたなら、
米株指数投資にしている、と思う。
過去の個別銘柄投資で十分資産になっているから、
敢えて、指数投資をする理由が無いというのもある。
ただね、比較的、安全パイとみられる指数投資ETFも、
リーマン・ショックのような暴落が来たら、
あっという間に不人気化するもの。
個別銘柄投資だから、指数投資だからの相違は無くなる。
俺の投資スタイルはオールドスタイル。
現物オンリー、レバもしないし、リーバスもしない。それが良いかどうかは、俺自身も知らない。
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