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2024年5月29日水曜日

記事

投資時期によって、投資バイアスは固定化されるんだろうな。

俺が米株投資を始めたころは、ドットコム・バブル前夜位で、
今のようなネット証券なんか、あるわけもなく、
日本の大手証券に窓口に出向いて、米株注文を出していた。
NY株式市場への電話注文は無理でしたねぇ、当時。
だったら、東京市場の外国株銘柄にしろと言われていたから。
その位、レアだったわけで。

そのころ、ネット証券は一応あったけど、
今のような日本の会社ではなく、
米国のネット証券会社が日本に開放するようなイメージ。
チャールズ・シュワブ証券とかだったような記憶がある。

ただ、証券口座開くにしても、
米国外の外国人としての扱いで口座開くスタイルで、
すべて英語でやり取りして、いろんな書類用意して、
米ドル用意してみたいな感じ。
日本円で簡単にネットで投資できる時代じゃ、なかった。

あと、圧倒的に米株の銘柄情報が不足していた時代。

前置き長くなったが、言いたいことは、
その当時、米株「指数」投資をする発想は皆無。
もうすでに、長期投資で有名なシーゲル本はあったけど、
それとて、今ほど知れ渡っていない状況。

ピーター・リンチ氏の「株に勝つ」本を片手に、
勤め先のインターネット使って、
Yahoo!Financeからの投資情報を
頼りに投資していたんだよ、当時は。

書籍「株に勝つ」では、
自分が良く知っている銘柄に投資しなさい、
と質している。
指数投資への言及はなかったと思う。

だから、個別銘柄投資しか知らんし、それが身に染みている。
今までの投資経験上、指数投資のほうが投資の安全リスクとして、
理にかなっていることは、頭の上では理解できている。
だけども、過去の投資バイアスで、それにはなびかないだけで。
別に、それで不便を感じていなし。

今は、手軽に米株に指数投資できる投資環境だから、
米株投資を始めるなら、俺自身もVOOとかSPYをお勧めする。
たぶん、俺が今の時代に米株投資を始めたなら、
米株指数投資にしている、と思う。

過去の個別銘柄投資で十分資産になっているから、
敢えて、指数投資をする理由が無いというのもある。

ただね、比較的、安全パイとみられる指数投資ETFも、
リーマン・ショックのような暴落が来たら、
あっという間に不人気化するもの。
個別銘柄投資だから、指数投資だからの相違は無くなる。

俺の投資スタイルはオールドスタイル。
現物オンリー、レバもしないし、リーバスもしない。それが良いかどうかは、俺自身も知らない。
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