2024年2月1日木曜日

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金持ちがさらに金持ちにはならない。金持ちはリスクを冒して増やしている。

金持ちと言うと、現金たくさん持っている、
人のイメージがあるかもしれんが、
現金をたくさん保有しても、
その現金が増えることはないので、
(現)金持ちがさらに金持ちになることはない。

資産を増やすのに現金は非常に非効率的。
インフレ負けするからね、むしろ。
現金持ちがさらに現金持ちになることはない。

「金持ちがさらに金持ちになる」って、
軽く聞こえるけど、実はリスクを冒しているから、増える。

そういうと、反論する声が聞こえてくる。
「そもそもお金がないんだから、増えないんだし、
 お金があるから増えるんでしょう」

お金があるから、資産を増やすための機会が与えられている、
だけの話。あくまで機会であって、勝手に増えるわけじゃない。

あと、資産を増やすための機会にはコストがかかる。
金持ちがさらに金持ちになるのに、タダで増えているわけじゃない。
それ相応のコストを支払って、リスクを冒して増やしている。
株式投資していれば、そんなことはたくさん経験する。

金持ちが優位なのは、多少の失敗を冒しても、
資産が豊富であれば、失敗に備えられるということ。
一度きりではなく、何度も資産を増やす機会を実施できる。
これが、資産が少なく、一度きりの投資だと、一か八かの発想になる。

「金持ちがさらに金持ちになる」「貧乏人はさらに貧乏になる」
というのは結果論的な発想で、過程が抜けている。
金持ちでも浪費や、資産運用を間違えれば貧乏になるし、
貧乏人でも金持ちになる人はいる。

勤め人でも、昇給だけが資産を増やす一番の近道だと考えれば、
俺的には現実的にどうかなぁ、と思う。
定年まで平均年7-8%毎年増えるなら、ありだけど、
そんな社員どんだけいる?

金持ちになった人、まぁ、準裕福層レベルまで達した人は、
その過程を自分で経験しているわけだから、次なる裕福層にたどり着ける。
そして、その過程にリスクがあることも知っているはず。

だから、「準裕福層(金持ち)が裕福層(さらに金持ち)になる」
とは簡単に言えない、ことも熟知しているはず。

リアルな金持ちっていうのは、資産割合から見たら現金保有は非常に少ないはず。と思っている。
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