投資(とは言っても、保有しているだけ)を長年続けて思うことは、
加齢や投資環境とともに、投資の仕方も微妙に変わる点と、
変わらない点があること。
変わった点。
・利益に対して株式投資の始めた当初のようなガツガツ感はなくなった。
もう、コップの水は一杯で、あとは溢れるだけだから、
大きなコップに入れ替える必要性も感じていない。
溢れる雫や水滴で生活できるし、それに満足もしている。
・グロース株よりもディフェンシブ銘柄に安堵感を覚えるようになった。
流行株とかを追う情熱は失せた。
自分の好きなブランド(商品が好きなだけで買うわけではない)銘柄に
投資する傾向は当初もあったけど、今は、それに完全に傾倒している。
リスクを追ってまで投資する情熱が薄れてきているんだろうな、と。
・1年で2倍株よりも、10年で2倍株のほうが居心地が良い。
1年で株価2倍という銘柄は、大方、急落するのも1年だったりする。
もう、その手の銘柄に時間を取られたくない、と思いが強くなったな。
変わらない点。
・株式保有を継続すること。
これは今だに変わらない。
何度も言っているが、これが一番安心できる。
預金、コモディティ、債券よりも一番付き合いが長い金融商品。
良い時も悪い時も付き合ってきたから、
半値の覚悟もしているし、悔いはない。
一応でも、うろたえるけど。
毎年、このまま株式保有継続して大丈夫なのかと不安に思うことはあるが、
今のところ、リタイア後も評価資産額は長期では増えているので、
それが支えになっている。
長期投資を続けるには、なんでもいいから続ける理由(誰が何と言おうと)を
探すことが大事かも知れないな。
投資を続ける秘訣と言えば、無頓着さとか鈍感さが必要だと内心思っている。ほったらかしではない。
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