2023年11月13日月曜日

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分散投資を説いて、債券セールスして来る証券会社。

証券口座を複数持つのも立派な分散です。
証券口座の資産は証券会社に万が一のこと、
例えば、倒産とか、撤退とか、買収とかが、
あっても保証されますが、実際に起きたら、
すげー面倒だから。
保証されると言っても、具体的には、
他の証券会社に保有銘柄を移行するか、
強制売却の清算になるんだろうな。

とくに、特定口座の移行なんか面倒だと想像するけどね。
投資時期の買値まで移行元と移行先の証券会社が連携してくれるか、
疑問がある。

前置き長くなったけど、口座を複数保有しているので、
保有銘柄はそれなりに分散もされている。
むしろ、分散し過ぎてる程の銘柄数になる。

だけど、一証券口座から見ると、
分散されていないように見えて、
かつ特定の銘柄の評価額がデカすぎて、
バランスが非常に悪く見えてしまっているんだろうな。

だから、担当者が変わるたびに「分散投資しませんか」のセールスが来る。
株式のリバランスに限らず、債券投資へのお誘いも、このところ多い。

全部無視か、お断りさせてもらっているのだが、
これ、セールスの手口として、凄くシンプルで、
①分散の有難みの資料をくれる。
②そして、売りたい金融商品へのセールスを始める。

ただ、ノルマのある金融商品売りたい(特に債券ね)、
だけの口実に、都合の良い分散投資アピールしてませんか?
証券会社としては、引受先やらの債券を売りさばかないとならない、
ことはわかるけど。

俺の場合、リスクを分散したくて分散投資しているわけじゃなくて、
長期保有して10倍株になるような銘柄を数打てば当たるでしょう、
って感じで投資しているから、結果として、
複数銘柄に投資しているだけの話。

俺が分散目的の債券投資を毛嫌いしているのは償還が来ると、
また、償還後の買い替え先のセールスが来る。面倒この上ない。
だから、俺は株式が好きなんだよ。
償還期限ないから、その代わり、チャプター11はあるけどね。

極論だけど、4ー5%の米国債でも米社債でも、
長期でみれば、俺自身はそれほど魅力的な利回りだとは思っていない。
P&G、J&J、コカ・コーラのような現配当利回り2-3%を
長期保有すれば、増配で投資元本ベースで4-5%の利回りは
達成できる確率高い、と思っているから。
今は投資せずに米MMFにプールしておきながら、
勝手な言い分だけど、俺はそう思っている。

株式投資はインフレ負けしない、とはよく聞くけど、
債券投資がインフレ負けしない、とはあまり聞かない。
本当のところは良く知らないけど。

また、債券投資で金持ちになった人の話も、そもそも聞かんし、
むしろ、金持ちになったゆえに、余裕資金で、
安定した利息がもらえる債券投資を始めるんでは、と思っているし。

ピーター・リンチ氏が「株で勝つ」に並んで「債券で勝つ」が出たら、
考え直してみようかとは思うが、出ないから、いいや。

社債に投資するぐらいなら債券発行している会社の銘柄に投資、米国債に投資するなら指数投資に。
米MMFに今プールしているのは、投資をお休みしたいだけのこと。
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