投資メソッド云々よりも、新たな産業に注視することのほうが効率良い気がする。

株式投資界隈で尽きない話題と言えば、
どの投資が優れているかの投資論争。

投資する人それぞれ、投資資金も投資期間も、
考え方から人生観、価値観違うし、
投資時期の運・不運もあるし、その他もろもろ、
そんなもん正解なんか、ある訳ないっしょ、
っていうのが俺の持論。

株式投資はギャンブルだと思っている人には何言っても無理だし、
株式投資の話を怪訝そうに聞く人は、いまだに多いんだし。

かといって、株式投資に興味があって聞かれて、答えても、
その前提の話とか、投資のウンチクはいいから、
「だから、どの銘柄を買えばよいかだけ教えてくれ」とだけ、
言う人も、いまだに多い。
だから、その発想自体が「ギャンブルなんだけどね」と言うと、
「じゃぁ、いいわ」で終わり。

俺は単に「運が良かった」だけだと思っている。
俺の投資は、どの投資法からも王道を外れている、と思っている。
株価が高い時に投資して、損切りもせずに、
含み損を十年以上抱えている銘柄もあるんだからね。
まだ、含み損を抱えているなら、まだましな方だよ。
破産して銘柄があることは、何度も本ブログで話した通り。

何が運が良かったのか、と言われれば、たぶん、投資時期。
インターネット創世記と俺の人生が重なっていたこと、
そして、その時代に株式投資して保有継続していたこと。

例えるなら、自動車産業が生まれた時代に、
ＧＭやらフォードに投資して保有継続したら、成功していたはず。
世界恐慌があっても。
いまでは、落ち目だけど、
その当時に投資していれば成功だけを拝んで、
人生を全うしたので何ら問題なし。人生そこまで長くない。

インターネット創世記も自動車が登場した時も、
いきなり産業が拡大したわけでもなく、また、
順風満帆で物事が進んだわけでもなく。
それ相応の苦難があって発展したのであって、
その当時でさえ、株式保有し続けることは簡単でもなかったはず。

道路も満足に整備されていないのに、自動車の販売が伸びるわけがない、
と思った人も当時はいるだろうし、インターネット出始めの頃は、
ネット上のただの落書き場、としか評価されなかった側面もあったし。
電気自動車も称賛されては、非難されての繰り返しでしょう。
でも、確実にすそ野は広がっている。

バイオ製薬も、幾度となくバイオブームを繰り返して、
いまやダウ銘柄にアムジェンが採用されるほどに。

いろんな投資ブームが起きるけど、
そのブームの中には本物とフェイクがあり、
本物のブームの中にも、
本物の銘柄とブームにあやかった銘柄がある。

ただ、俺は素人なんで、本物の銘柄とブームにあやかった銘柄の
区別ができない。だから、やみくもに投資するしかなかった。

だから、損切りできない。

こんな話ししても、全然面白くないでしょう。
本人は面白くてやっているけどね。
だから、痺れを切らして、イライラされて聞かれるんだ。
「だから、どの銘柄を買えばよいかだけ教えてくれ」
知らねーよ、本当に。

インターネットは、あと１世紀も経過すれば、イギリスの「産業革命」と同様の扱いになると思うんだが。