米貨建ての社債満期30年2回利払い4.5%の条件で
10万ドル(1,500万円)投資したとする。
※税金、手数料すべて無視
①、②は、すごく安直で、実際にはあり得ない想定。
でも、これで大体、どんだけの円高に耐えられるか位の感触はつかめる。
①1ドル150円がずーっと継続した場合
毎年4.5%の利息が4,500ドルが30年続くので、
利息総計135、000ドル(=2,025万円)
30年後の満期で、円貨の総受取額は
償還金(1,500万円)と全利金(2,025万円)で
3,525万円。
②投資後、速攻で1ドル70円の超円高が30年継続。
毎年4.5%の利息が4,500ドルが
30年続き、利息総計135,000ドルは①と変わらずだが、
円貨の全利金は945万円。
30年後の満期で、円貨の総受取額は
償還金(700万円)と全利金(945万円)で1,645万円。
30年前に1,500万円投資して、1645万円。
30年で145万円の利益。しょぼいな、30年で。
1ドル70円でも、元本割れせず。
1ドル60円なら、満期で元本割れ。
償還金(600万円)と全利金(810万円)で1,410万円。
なので、70円から60円の間になる。
本当は、もっと単純に考えれば良くて、
4.5%の30年で元本に対して135%の全金利、
満期の100%とで235%なんだから、
今の円ドルレート為替で100÷235=42%まで程度の
円高に持ちこたえられそう。
150×0.425=63円/ドルあたり。
あとは、税金やら、為替手数料などを考慮して、
70円ぐらいじゃねぇ、適当だけど。
今なら、GAFAMでも程よい金利の外貨建て社債が出ているけど、興味なし。
アップル2053年満期4.85%、メタ2032年満期3.85%とか。
俺は債券投資はしない。たぶん、今後も。
固定金利で縛られて、大した値動きもしないものに
10年とか30年付き合う気はさらさらない。
あと、社債だと、早期償還の条項(コール条項)もあるから注意。
社債投資するよりも、アップルやメタに株式投資したほうが
良い結果をもたらす、とも考えているし。
アップルだって、社債で集めた資金をもとに、
それを元手に稼ぐ気満々でいるんだからさぁ。
だったら、株式だろうと。
理論上、株式よりも社債のほうがリスクは低く、
倒産時の返済順序も有利だけど、ただ、現実的に倒産したら、
社債が償還されるとは思わんけどな。
株式投資なら株価で夢見れるけど、債券投資だと夢じゃなくて現実路線しか見えん。
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