2023年9月7日木曜日

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「貯蓄から投資へ」と言うけど、貯蓄そのものが破綻していない?

平成バブルを知っている俺からすると、
インフレだと政策金利は上昇するもんだ、
と思っている。

バブルのころの定期預金の利率は良かった。
株式投資なんかせずに、貯金していれば良かった時代。
インフレには負けているんだろうけど、
それでも預けるだけで、実感できるほどの預金増えるんだからね。
定額預金のほかにも公社債投信とか人気だったけど、
今はもう聞かない。懐かしい。

インフレになると金利は上昇するから、
それにつられて預金金利も上昇するもんだと俺は思っていた。
今の米国が良い例かもしれない。

日本はデフレから脱却してインフレになっても、
それほど金利が上昇しない。本当に不思議な国だと思う。

金利が上昇しないがゆえに米通貨との金利差で円安に。
円安だから、輸入価格が跳ね上がり円安インフレになる。
もう、「円安→インフレ→超低金利」のループ状態。
そして、過度の円安をけん制、とか言うけど、
その前に政策金利上げたら、と思う。
「貯蓄から投資に」を誘導するために、
超低金利政策を進めている訳じゃないよね。

ある大手の預金利率見るとさ、もう、
預金する意味に何があるのか、と不思議に思う。
普通預金金利が0.001%。
スーパー定期だろうが、大口定期預金だろうが、
1年だろうが、10年だろうがぜーんぶ0.002%。
預け期間で金利差がないって、どういうこと?
金利が超低すぎて、機能していない。
さっきサイトで確認したんで、たぶん本当。

将来、普通預金金利0.001%から、
100倍の0.1%に政策誘導できるんかねぇ~。

加えて、「有事の円買い」から「有事のドル買い」に、
いつの間にかスローガン変わっているし。

貯蓄で億り人になれるのは、高収入者に限られるけど、
高収入者が貯蓄に励むほど堅実とは思えない。

日本の国債は日本勢で買い付けされているから、売り圧力が生じない点は安心なんだけど。
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