過去に、何度も言っているけど、
個人投資家の唯一のメリットは、
長期保有することに関して、
説明責任を問われることがないこと。
含み損で早く損切りすべきだとか、
膨大な含み益を利確すべきとか、
言われる筋合いはない。
他人の資金を集めて、委託されて、
投資しているわけではないからね。
圧倒的なデメリットは「投資資金の少なさ」。
昭和の時代、株式投資は「金持ちの道楽」とさえ言われていた。
なぜなら、最低取引株数は1,000株単位だったから、
最低でも数百万円ないと株式投資できんかった。
それが今では数千円でも投資できるようになったが、
じゃぁ、それが株式投資に優位に働くかというと、そうでもない。
数千円の投資が10倍株になっても、数万円。
絶対的な利益が少ないことに変わりはない。
投資資金の少なさは、積み立てと投資期間で、補うしかない。
これに尽きる。っていうか、俺にはこれしか思いつかない。
中には、そんな悠長に構えられないので、
レバレッジに走ってしまうこともある、
ただし、レバレッジの代償はでかい、
株式市場がくしゃみをすれば一発退場になる。
上昇も2倍3倍なら、下落も2倍、3倍。
それに、隠れコストも支払っている。
長期投資なら、くしゃみをされても、
自分自身の意思で耐えれば済むが、
レバレッジは株式市場がそれを許してくれない。
レバレッジETFなら早期償還、上場廃止も視野に入ってくる。
一言でいえば、今の不満(お金とか、働きたくないとか)を
株式市場で解決しよう、と思うことは避けたほうが良い。
株式市場は、その点では非常に怖い存在。
俺とて、働きたくない理由で投資していたんだけど、そんなに甘くはない、とすぐに悟った。そりゃぁ、そうだよなぁ。
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