2023年9月16日土曜日

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投資した銘柄を所有する人と、レンタルする人。

「レンタルした車を洗車する人はいない」
と言ったのは、バフェット氏。

レンタルしたものを大事にしようとは、
なかなか思わないもの。
レンタル料払っているし、
占有はしているが所有はしていない。
自ら責任を負うような壊れる使い方はしないが、
かと言って、
壊れないように大事にメンテを欠かさずに
丁重に扱うかと言うと、そこまではしない。
理由は、自分の所有物ではないから。

短期投資とガチホも似たようところはある。

短期売買を繰り返して、資産作りを目論む人にとって、
投資先の銘柄はレンタルそのもの。
レンタル料は投資元本で先払い。
いずれかは利益を載せて回収しようとするから、
投資先の銘柄自体に大した興味はわかない。
雑に扱われるんだよね、銘柄は。

長期ガチホなら、当分の間、投資元本の回収は行われない。
永久銘柄なら、回収すらない。
ただ、大事に保有しているだけ。
自分の購入した車が、いずれ、
ビンテージカーになるように大事に扱う。

長期投資ガチホも、それなんだよね。
当時投資した現金よりも、
今はそれ以上の価値があるアップル株だから保有している。
アップル株とビンテージカー、どっちも変わらない。

投資先の企業に詳しかったのか、車に詳しかったか、
の違いしかない。

レンタル事業でお金持ちになった人は、起業家ぐらいなもの。
実際にモノやサービスを借りる(レンタルする)人が、
お金持ちになった人のは話を俺は聞かない。
やはり、所有すべきなんだ、と悟る。

車を所有しても洗車しない人はいる。
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