俺は逆張り派なので、「落ちるナイフを掴む」。
お陰で、手は擦り傷だらけだけど、
いずれ治癒するから気にしない。
順張り派なら、ケガしないかと言うと、
そうでもないでしょう、と思っている。
上から下に落ちているナイフか、
下から上に飛んでいるナイフを掴むだけで、
どちらも上手く、柄を掴めれば良いけど、
そうもいかんでしょう。
長期投資前提で保有していると、
投資したときのタイミングなんか、もう覚えていない。
たたき売られたときに投資したのか、
良い決算だから投資したのか、さっぱり思い出せん。
だから、ナイフを掴むという感覚もないし、
ケガをした覚えもない。
これと似たような話に、分散か集中のどっちか、
と言う議論もある。
「すべての卵を一つのカゴに盛るべからず」の反面
「分散投資は無知を保護する手段」と言うしね。
まぁ、別に無知が悪いわけじゃない、と思うが。
分散とて、知らない(無知な)分野には手を出さない。
俺なら、債券、リート、不動産とか。
かと言って、保有銘柄すべてのビジネスモデルを語れるか、
と言うと、それはない。無知な部分もある。
突き詰めると、自分の都合の良い投資格言を選択
しているだけの話で、「投資格言で投資すべきではない」
のが正解では、と思っている。
俺は個人投資家であって、
第三者のお金を借りて投資運用しているわけではないので、
説明責任も運用責任もないんだし、
世間一般の投資ルールに縛られることもない。
あるのは自己責任だけだから、
投資格言なんか、どうでも良いと思っている。
保有している理由や投資した理由を問われて、
答えられなくても、気にしない。
20年以上保有している間に投資理由なんか、
どっかに行っちまったし。
ただ、保有しているのは居心地が良いから、そうしている。
それで十分なんだよな。
株式投資が好きでも、それが仕事になると「くそつまらん」だろうな。
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