2023年8月18日金曜日

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原油価格に「需要と供給」の神の見えざる手は無いんだろな、あるのは思惑と策略。

コロナ・ショックのときは、確か石油先物価格がマイナスで、
「お金出すから原油引き取ってください」のような
嘘か真かのような事態になっていた。

エクソン・モービルの株価も2-30ドル台だった
のを記憶している。
それが今では100ドル越え。3-4倍株に。
加えて、株価は過去最高値を更新しているし。

エクソン・モービルの減配リスクとか、
シェブロンとかの合併も噂されていたんだが。
どれも結局、素通り。

地球温暖化だの、ESGだのと言って、
化石燃料の類は嫌われていた時期もあったんだが、
今は当時よりも聞かなくなった気がする。

結局、現代もプラスチックの時代に変わりはないんだと。

株式投資観点からみると、原油関連の銘柄って、
株価の原油価格と連動する傾向にあり、
さらに原油価格のボラ(変動幅)と言ったら、
「需要と供給のアンバランス」そのもの。
上がり過ぎ、下がり過ぎの連続。
だから、オイルメジャー(XOM、CVX)の株価も、
原油掘削銘柄(SLB、HP、HAL)の株価も揺れ幅結構でかい。
揺れ幅でかいということは、買い時がわかりやすい面もある。

そして、極論だけど、
銀行と同様に大き過ぎて潰せないのがオイル・メジャー。

ただ、長期投資保有で唯一の難点は、
含み益が含み損に転換しやすいということ。
原油価格が半分になったら、株価もそれ相応に下落するし。
配当が途切れないから、許せるけど。

ガソリン高騰を嘆く前に、株式投資でその高騰をヘッジしようと思わんとね。
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