リーマンショック以降、米MMFの金利なんか良くて1-2%だから、
躊躇なく、配当で貯めていた米MMFから株式へ再投資させていた。
ところが、今や金利4%以上もつくようになったので、
一旦、躊躇するようになった。
今の金利政策だと、配当株でも利回り3%程度なら、
全然魅力的に映らない。
具体例だと、P&G、J&J、コカ・コーラとか。
まぁ、さすがにアルトリア、BTIの配当利回り8%銘柄だと、
魅力的だけどね。
ただ、株価上昇する見込みがあるんか?とはなる。
でも増配維持できて株価変わらずなら、利回り10%も視野に入る。
それでも、今配当を米MMFに留めさせている理由は、
金利上昇の機運が止まる気配がなさそうだから。
年内に2回の利上げ示唆があったけど、
示唆している以上、牽制の意味合いを考慮しても、
状況的には利上げのカードを捨てていない。
米MMFの良いところは、月単位で利息が付くことと、
解約手続きが簡単なこと。
さらに金利のピークを予測しなくても、
金利が下げ始めてから、行動しても大した痛手を負わないこと。
これが、社債とかだと、金利のピークを見極めないといけない。
発行時につく金利と償還期間の組み合わせ、
で有利かどうかを判断しないといけんしな。
例で言えば、償還5年で4.3%の社債を購入すると仮定すれば、
金利4.3%に5年間縛られることになる。
利息も半年か年毎だし。
俺があまり債権を好まないのは償還期間がある点。
時間を味方にできずに、縛られるんだからね。
まぁ、社債を途中売却すれば良いので、
5年間縛られるのが必須ではないが、
社債の途中売却は、大方不利なことが多い、
売却価格も証券会社に問い合わせないと、
とわからないことが多いし。
債券情報は株式情報と比べて、オープンな情報が少ない。
って、いろいろ考えると、今は米MMFでまぁいいか。
寝ている間に4%程度の金利付くんだし。
米ドルで配当貰って、米MMFの金利を楽しむ。
ドル円為替リスク(円高)を心配する必要もない、
米ドル建て資産が増えることを楽しむ。
リーマン・ショック以降、こんなことありえないことだったし。
相場が上昇機運でも、米MMFで「休むも相場」ができるとは思わんかった。
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