2023年6月23日金曜日

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裕福層が指数投資して配当生活を拝める?_裕福層でもマス層並みの生活だったりする。

S&P500指数ETFの代表的な
Vanguard 500 Index Fund (VOO)の
配当利回りは1.58%。

3億円分をVOO保有している裕福層がいたとして、
年間の手取り額は、
3億円×1.58%×0.9(外国課税)×0.79(国内課税)≒337万円
うーん、少なくねぇか、という印象。

3億円の資産があっても手取りの収入は337万円。
月に直すと、30万円もいかないレベル、加えて賞与なし。
裕福層と言われても、指数投資だけだと、
意外と質素で裕福じゃないよね。
年収1千万円の手取り半分ほど。
3億円取り崩せば、裕福な生活はできるが。

余談だが、S&P500銘柄の上位10銘柄に絞ると、
さらに配当利回りは低下する。

0.52%ーApple Inc
0.80%ーMicrosoft Corp
配当なしーAmazon.com Inc
配当なしーNVIDIA Corp
配当なしーAlphabet Inc Class A
配当なしーAlphabet Inc Class C
配当なしーMeta Platforms Inc Class A
配当なしーBerkshire Hathaway Inc Class B
配当なしーTesla Inc
1.46%ーUnitedHealth Group Inc

ほかの490銘柄がS&P500指数ETFの配当利回りを
上昇させているんだと思うと、それなりの役目はあるんだな。

で、本題に戻ると、私的な見解なんだけど、
保有資産と収入って相関があるように思えないということ。

会社員で1千万円クラスの高給どりでも、
保有資産は1億円もない、とはよく聞く話。
1千万円の貯蓄すらなかったりする、生活裕福層。

じゃぁ、1億円の資産があれば無職で年収1千万円実現できるかと言うと、
アルトリア株(配当利回り8%台)を1億円分保有しても実現できない。

裕福層と言っても保有資産の額で定義しているだけで、
ストック面での観察だけ。フローは見ていない。
億っても、生活裕福じゃないことを悟った俺は気づくのが遅すぎた。

GAFAMわらしべ長者の俺も配当収入で見れば、マス層だな。
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