2023年6月15日木曜日

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ベア相場からブル相場入りになっても、投資回収できていないことの方が多い。

50%株価下落したら、株価2倍にならんと、
元は取れない理屈は既にご承知の通りかと。
1✕1/2✕2=1.0

ブル(強気)相場、ベア(弱気)相場の定義は、以下の通り。
”直近安値から20%上昇すると強気相場入り”
”直近高値から20%下落すると弱気相場入り”

この定義を見て、疑問に感じたことがある。
50%下落したら、2倍にならんと元取れないのに、
20%下落して、さらにそれ以上下落しても、
その最低値から20%上昇すれば、ブル相場だと、はぁ?

20%下落する前に投資した人は、ブル相場になっても、
元値に戻ったことにはならんってことだな。
1✕0.8×1.2=0.96で4%の含み損状態です。

投資情報のサイト界隈では、
ベア相場とブル相場の登場回数を比較すると、
ブル相場のほうが回数多いけども、そりゃぁ、そうなるよね。
下げれば下がるほど、ブル相場の20%の上昇幅は少なくて済むから。
ブル相場の登場回数が多いことは、
長期投資にとっては何の利益にもならない。

過去最高値更新してくれる位のブル相場じゃないと、
長期投資のご利益は得られんということ。

とくに、日経平均の最近の上昇報道だと、
「バブル崩壊後の高値更新という」という表現をよく聞くけど、
これ、言い換えれば、バブル高値はまだ更新できていない裏返し。
ただ、それだと、報道には使えんから、
「バブル崩壊後」の枕詞でごちょごちょ濁して、高値更新にしておこう、と。

だから、自分の評価資産額の上昇と、
世間で言う報道の上昇とは明らかに違和感というか、誤差が生じる。

実際に投資してればねぇ、
現実と報道されている内容の違和感は常に感じる。

さらに、「貯蓄から投資」なんてスローガン使わんし。

貯蓄と投資は別腹だよ。
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