2023年5月3日水曜日

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GWにガソリンが高い、と報道されない今年。補助金のお陰、それとも原油価格下落のお陰?

今年のGWのガソリン価格は下落傾向にあるからか、報道されない。
いつも例年通りの「高速渋滞」は報道されるが、
「ガソリン高がGWの車旅行を直撃」とはならんかった。
ガソリン補助のお陰なのか、直近の原油価格の下落のお陰かはわかりませんが。

インフレの物価高とは裏腹に、原油価格はゆるやかに下落しています。
海外航空券代金に加算される燃油サーチャージも下落傾向。
原油価格70ドル割れで、石油株も、ここ数日は下落。
西欧の天然ガス価格も、2022年2月のウクライナ侵攻から比較すると、
今はそれを下回っている状態。

今年の冬は物価高と燃料高のダブルパンチだったが、
今は物価高だけ取り残されている状態な感じ。

さて、それで株式投資の側面で考えたら、どうかというと。
原油価格が50ドル割れ位までしてくれないと、
石油株への投資意欲は沸かない。

今は原油価格に注目が集まらず、米国金利ばかりが注目されているので、
株式の格言で言うところの

「人の行く裏に道あり花の山」

なんだが、エクソン、シェブロンと共に株価100ドル越えの
配当利回り3%台で、なんだかまだ花が満開状態だから、
裏道すら出来ていない状態に思える。

OPECが開催されても、大した注目されていないんだよなぁ。
兎に角、株式市場は米国の金利政策ばかり追っている感じ。

アルトリアとか、石油メジャー株は、毛嫌いされて売られるときは
散々に売られるんだけど、配当は今まで維持されてきた実績があるから、
実は旨味のある銘柄でもある。
常に注意して見守っていきたい銘柄。

「反ESG法が資金調達の妨げになりかねない」との論調も出始めた昨今。
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