高年収だが、貯蓄は1000万円以下って話は、よく聞く話。
高年収なんだから、資産もそれなりにあるはずと世間は勘繰る、
の逆を突くから読まれやすい記事となる。
高年収相応の暮らしをしていたら、いつまでも資産は貯まらない。
というのが、落ち。
これ、逆の話はあまり話題にならない。
低年収だが、資産は億り人。
低年収なんだが、生活のやりくりで何とか資産に回すお金を作って、
資産を運用できたから、なせること。
資産から生まれる利益もあるのだが、含み益にして温存しているので、
年収は劇的に増えない。
配当があるじゃないかと言われそうだが、高配当投資でもない限り、
指数ETFの利回り1.5%程度が目安。1億円で手取り100万円程度だから。
年収400万円にプラス100万円で500万円としたら、
今じゃ中央値よりちょっと上ぐらいの年収かな。
俺が思い描いている日本のサラリーマンの
「となりの億万長者」はこんなイメージ。
俺が仮に、年収1千万円稼いでいて、手取り700万円だとしたら、
年間400万円で生活して、年間300万円を貯金する。
それを33年間やれば、9,900万円で約一億円。
株式投資みたいなリスクを取らなくても、十分いける。億り人。
でも、絵にかいた餅だな。
年収1千万円稼いでいたら、おそらく年間400万円で
生活できない気がする。俺は「こんなに稼いでいる」という
思い上がりに負けるだろうし、
会社勤務の社内・外競争やらでストレス発散しないと
やっていけない気もする。
つまるところ、労働はコスパが悪過ぎ、と感じるようになった。
税率も所得に応じて累進だし。
株式投資やって20年過ぎた位から、資産の増え方に勢いがついて、
段々と、投資の増え方の効率に労働意欲が萎えてきた。
会社という狭い組織のなかで、何を争っているんだと。
誰かと張り合おうとしなければ、別に見栄を張る必要性は
全くなくなった。
低年収の金持ちと言えば、バフェット氏だよな。
ググると、2018年で給料10万ドル(約1147万円)、
純資産840億ドルとあります。
資産額に比べると、圧倒的低年収じゃん。
俺はフローより、ストックを選ぶな。
0 件のコメント:
コメントを投稿