2023年3月14日火曜日

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リーマン・ショック以降、金融株の配当は当てにしなくなった。

金融株って調子いい時は、増配額も良く、
株価上昇の勢いもすこぶる良いんだけど、
一旦、不景気になると、すぐに減配になるし、
株価の下降も速い。これ経験則。

配当貴族に金融銘柄がほとんどないのも、
何となく納得できる。

分散目的で金融銘柄を保有してはいるが、
安定した配当は望めないと割り切っているので、
無配に転じても右往左往しないように、
確実な配当見込み銘柄からは除外している。

リーマン・ショックの際には、
金融銘柄の多くは無配、減配に転じている。
今では、復配、増配になって、
その面影はないけど、いずれ繰り返す日が来る、
と思っている。

金融株の配当を安定した配当と、俺は見做していない。

株式市場の暴落の多くは、金融連鎖に絡むことが多い。
一言で言うと、
「借りたお金が返せない」人(企業含む)が増えたことが、
明らかになったから、暴落、信用創造が一時崩れたんだな。
貸している、融資している銀行が無傷でいられるわけがない。
投資よりも債務弁済順位が高かろうが、50歩100歩の世界。
それが事業なんだから、避けられない。

でも、別に金融株が嫌いな訳じゃない。
ただ、配当を当てにしていないだけ。

ブル相場の時の金融株は、輝いて見えるんだけどねぇ。
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