2023年2月23日木曜日

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VFCに続きインテルも減配発表。アルトリアのように高配当利回りを維持できる訳ないよな。

5.6%と高配当だったインテルも減配発表、年間50セントに。
これで配当利回りは約1.9%に下落。
なんか本来の配当利回りになった感じ。
それでも、次四半期見通しが赤字なんだから、
本来なら配当どころの話じゃないだろう。
無配でも良かったのではと、個人的に予測していた。

前の記事で書いたThe Nofrth Face、Vansで有名なVF Corporationは、
減配発表しても、配当利回りはまだ4.7%と高い。
減配発表当時は株価上昇したけど、
近頃は52週最低値を更新するところまで下落している。
配当貴族銘柄から除外されたので、
それらのETFの売りも続くだろうし。
再度、高配当銘柄に返り咲くほどに株価下落するかもね。

この手の高配当銘柄は、業績復活の兆しが見えないと、
株価上昇が拝められない。売上、利益が前年比越えしないと。
だから、次の更なる減配も想定しておかないとね。

ただ、この2銘柄にも、ポジティブな要素はある。
CEO、CFO、取締役などの自社株買いが衰えていないこと。
今年も買い続けている。
なので、株主同様に、経営陣も減配の痛みは免れない。
減配しないと、経営が軌道に乗らない、
と判断しているんだろうな。

一般的に米国企業経営陣の給与が馬鹿高いから、
減配程度大したことないと思うかもしれないが、
彼らは身銭を切って、経営している企業の株を購入している。
これが日本企業のサラリーマン経営者と
大きく違う点だと思っている。
創業者のように振舞って経営している。

今年は、減配祭りの兆しを感じるな。
VFC、インテルとかの減配発表を聞くたびに、
アルトリアの高配当利回りが維持されているって、
改めて、すげーよなと思う。

高配当銘柄が減配する前に株価上昇するのは本当に稀なケース。
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