来年は今年よりも更に、半導体業界は
厳しい年になりそうな気がする。
そんな状況じゃ、普通なら、
半導体設備投資を取りやめるところ。
だが、今回は違う。
半導体製造がアジアに偏重している
リスクが危惧されて、米国はそれを
回避する方向に舵を取り、
国内に半導体生産を誘致することに。
インテルにとっては、
この先半導体不況の予感がするなかで、
米国の為とは言え、相当の投資リスクを
背負わされる。
今の株価を見ると、そう勘繰りたくもなる。
そのためか、カナダの投資会社ブルックフィールド
との共同出資で工場を作る、と報道されている。
この工場が業績に貢献するのは、まだまだ先の話。
株価は半年先の業績を表すとも言われているんで、
この工場生産での業績貢献は、株価には、
今はまだ加味されていないんだろうな。
インテルCEOの自社株保有ピッチを見ると、
もう、自社企業の意気込みへの熱意を感じる。
このリンクで、CEOの保有状況を見ることができる。
一番安いときで、株価28ドルで購入している。
今の株価は26ドル。含み損になっている。
長期で強気でなければ、
多分、保有できないんじゃないかな。
The North Faceで有名なVFCも、
CEOが辞任するほど、
業績の見通しが立たない状況。
配当貴族銘柄でもあるが、
配当を賄うのもやっとの状況で
減配、無配も予測されそうな感じ。
ただ、新しく就任した暫定CEOはさっそく、
自社株を購入している。
このリンクで、12月13日に購入している。
3千万円越えほど。
Supremeの買収は俺的には疑問符だったけど、
TNFのほかにVans、Dickersとかの
手堅いブランドを保有しているから、
流通と在庫管理を再構築し直せば、
持ち直せるような気がするけど、
どうなんだろうかね。
取締役から暫定CEOとはいえ、就任後、
すぐに自社株を購入する意気込みは評価したい。
口先だけでなく身銭を切って行動に出てるんだし。
日本のサラリーマン経営者にはなかなか見られない。
やっている人もいるけど。
今回は2銘柄を紹介したけど、
これら2銘柄は過去に何度も紹介している。
紹介してからも株価は低迷中か、下落。
俺が気になる銘柄っていうのは、そんなものよ。
例外的に、ナイキは上昇してしまったけど。
なんで、あんな決算で上昇するかいまだにわからない。
GAMAクラスになると、「経営者」が自社株買いするのを見ることは無くなった、
企業が自社株慨するようになるからか?
2022年12月25日日曜日
記事
CEOが自社株保有しまくる、INTELとVFC(The North Face)。長期的には報われるかな?
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