2022年11月5日土曜日

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増配に過去最高値更新のオールド株と対比的なグロース成長株の末路。クラウド・バブルとは誰も言わんけど。

ダウ銘柄でも過去冴えなかった、
メルク、シェブロンは過去最高値を更新し、
しっかり増配もやり遂げておりやす。

それとは対比的なのが、コロナ禍で
持てはやされたクラウド関連の成長株。
具体例で言えば、Atlassian、Twilioとか。
昨夜は3割近くの下げで、
過去最高値からみるとメタと並ぶ下げ基調。

これに比べたら、GAMA銘柄の下げは、
かわいく見えてくる。

思い出すんだよね、
ドットコム・バブルのことを。

ドットコム・バブルが弾けた時には、
米国では、コンピュータの中古(新古品)が
溢れかえっていた中古市場のTV報道が印象的だった。

俺も、つい2年前は、相当惹かれていたのも事実。
Atlassian、Twilio、OKTA、Cloudflareとか。
数か月で株価2倍の現実見れば、
見逃すわけにはいかんと思ったよ、当時は。

でも、2000年当時を思い出すと、
似たようなことあったよな、
と記憶がよぎった。

Novell、Sun mircosystems、Lucent
とかが、そんな感じだった。
CPUはRISC(インテルはCISCで時代遅れ)が
流行りだったしね。

歴史は繰り返す。
今はインフレと金利で話題が持ちきりだけど、
クラウド銘柄のバブルが弾けたことは事実だろう。

じゃぁ、オールド株が過去最高値を
更新しているとはいっても、
2年前当時のグロース株に比べたら、
株価の上昇率はしょぼい、
この程度の上昇なら、
と思ってしまう気持ちもある。

ウサギ(グロース)と亀(オールドバリュー)みたいなもん。

株式投資の現実は、こういうものなんだよ。
年平均して数%の投資利益が得られれば、
御の字の世界なんだ、
と俺は理解している。

それ以上の稼ぎを得ようとすれば、
それ相応のリスクを背負うことになるし、
短期の極端な利益は短期の極端な損で相殺される。
相殺で済めばまだましな方。

都合よくバブルの乗って利を稼いで、
弾けたら降りれれば良いと言うけど、
降りられないもの。
そこには、まだお宝箱がある、
と思っているんだから。

周りはハシャイでいるのに、自分だけつまらなさそうにしているのが、株式投資を続けられる秘訣。
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