この記事(元手はWall Street Journal)によると、
「パソコン市場が過去数十年で最悪の落ち込み」なんだそうだ。
PCの7-9月期の世界出荷台数が前年同期から19.5%減少。
1990年以来最大の落ち込み、と言っている。
ただし、アップルは例外だと。
米国のPC製造企業の株価見れば、
かつてのコロナ禍の勢いがないことは明らか。
HPQ $25.49(52週高値 $41.47)
DELL $34.49(52週高値 $61.54)
52週最高値の4割ほどまで株価は下落している。
あと、インテルの株価も冴えない、
25ドルまで行ってしまったし。
欲しい時に手に入らずPCを高値で買い、
欲しくない時にはPCが安売りされても、
見向きもされない。
なんで、俺がPCを買うのは今のようなタイミング。
みんなが欲しがる時には、手を出さない。
株式投資で学んだこと、と同じ。
HPQ、DELL、INTCの株価は、
今打ちのめされている状況。
AMD、NVDAも同じような状況。
見方を変えてみよう。
HPQ、DELL、INTCの今の配当利回りは3%越え。
インテルなら5%越え。
配当利回りは、申し分ない。
インテルなら米国債よりも待遇は良い。
DELLは一度、MBOだったかで自ら上場廃止しての再上場。
ガチホには向かないかも知れない。
デル創業者の意向が強く出るので、要注意。
上記の記事によると、
22年7~9月期のパソコン世界出荷台数は6799万6000台。
内訳では、
中国レノボ・グループ(1688万台)
HPQ(1270万6000台)
DELL(1196万3000台)
アップル(1006万台)
上位4社で、5160万台。
もう、立派な寡占市場(日本メーカーはもう、大手じゃない)。
大量生産しないとコスト合わんから、新規参入もムズイ。
ブランドもほぼ確立されている。
まぁ、スマホが主流の今、
PC市場は時代遅れに見えるけど、
その分、生き残った企業には恩恵が残っているよね、
と俺は見ている。
10倍株狙えなくても、
今のHPQ、INTCなら、魅力的に見えなくもない。
理由は、簡単。
誰もが見放しているように見えるから。
ゲートウェイ、コンパック、DEC、とかつてはPC企業がたくさんあったんだけどねぇ。
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