自分の資産設計に合わせて、株式市場が動いてくれるわけではない。

資産額が２千万円のころ、
「とりあえず、１億円いけたら、いいよな？」
位で考えていた。
とりあえずは、実現できたけど。

ただ、
これから１０年先までに１億円とか、
定年前に１億円とか、
そんな具体的な計画を立てることは、
敢えてしなかった。
自分が困るだけだと思ったし。

株式市場を相手にしているんで、
「○○までに○○を実現する」
なんてこと、出来る訳ないよ。

実現できないから、そこで諦めて、
投資を辞めてしまう理由になってしまう。

定年の年に、または、
子供が生まれた年に、または、
リストラされた年に、
リーマン・ショック並みの暴落が来る
可能性だってあるんだし。

要は、自分の人生（資産）設計に合わせて、
株式市場が動いてくれる訳ではない、んよ。

わかっているよ、って言われそうだけど、
毎日、株式市場を追うと、
自分の資産設計と狂いが生じ始めて、
やがて、ストレスたまると思うよ。

株式市場は、俺の人生のことなんか、
知ったことじゃない。投資先の企業も然り。

指数投資で過去実績複利7-8%で、
毎年資産が増えると計算して、
資産計画立てるのは、
さすがのお花畑の俺でさえ、
超ギガ楽観的過ぎると、思う。

人生のライフサイクルの節目で、
いくらのお金が必要になるかを
把握しておくことは必要だと思うが、
それを投資でカバーするのは、どうかと思う。
株式投資で資産を増やしていく過程は別物。

そんな不安定な株式市場に
資産を預けるなんて、と思うかもしれん。
でも、そう言うものだと割り切らないと、続かない。

上手く言えないけど、
株式投資で資産増やすと言うより、
株式市場に資産を任せる、
って感じなんだよな。
俺流で言えば。

３０年後、生きているかどうかも、わからんけど、生きていて長期投資で資産増えていたら、悪くは無いよね。