2022年6月30日木曜日

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1998年8月の1ドル147円台に米国株指数投資していたら...

1998年8月の超円安の頃に指数投資始めたら、
今の1ドル136円の為替は、どう見えるかを、
利回りで検証してみる。

1998年8月のドル円為替は1ドル147.66円
月末のS&P500指数の1,027.14ドルなんで、
1998年8月の円換算のS&P500指数は151,667円。

今の為替は1ドル136.04円のS&P500指数は3,813ドル。
現在の円換算のS&P500指数は518,720円。
約23年で151,667円が518,720円に上昇したとして、
年間の複利を求めると、5.4919%になります。

じゃぁ、米ドルならと、
約23年で1027ドルが3813ドルに上昇したとして、
年間の複利を求めると、5.8691%になります。

1998年当時の円高時のドル円為替から見れば、
まだ10円の円高ですが、23年の投資期間を見ると、
年間の複利の差は0.37%(=5.8691ー5.4919)。
米ドルも円換算でも年間複利の差は1%にも満たず。

23年間の複利の利子の差0.37%を
小さいとみるか、大きいとみるかは、
投資資金の額により何とも言えない。

ただ言えるのは、
1998年8月から米国株投資を始めた人にとっては、
「まだ円高じゃねーか」ってなる。

ただ、その過程の為替ボラは穏やかではない。
過去23年の間に1ドル70円台までいったことを思い出すと、
やはり為替って怖いわ、になる。

ただ、ドル円為替の円高リスクによる資産減少も
S&P500指数の長期的な上昇で救われているのは事実。

投資期間が長ければ長いほど、
ドル円為替リスクも軽減するような気もするけど、
それは今1ドル136円だから言えることで、
今1ドル50円だったらと思うと、そう簡単にはいえない。

仮に今1ドル50円なら、S&P500指数は190,650円。
約23年で151,667円が190,650円に上昇したとして、
年間の複利を求めると、0.9995%になります。
1%弱の投資利回り、多分、米国株のブログなんか書いていない。

1ドル100円未満で米国株式投資していたころが懐かしい。
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