2022年4月19日火曜日

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世に出る配当再投資のシミュレーションは税金のこと考慮してませんので。

配当再投資を否定するつもりはありません。
できれば、日本にも米国のDRIPの仕組みが
あればいいのにと願う。
日本株になくてもいい、
米国株保有者にその制度を日本でも利用可能に
してくれたら、すぐでにも利用したい。
なにせ、無税で配当再投資できるから。

日本居住の米国株保有者が配当再投資すると、
ドル建て配当でも3割近く税金を抜かれた上に、
再投資の手数料がかかる。

なので、
巷に出回る積立再投資シミュレーションを
そのまま信用するべきではない。
あと、錯乱要因として追加投資時のドル円為替。

世に出回る投資パンフレットの長期積立の
シミュレーションは、あくまで仮説だし、
その多くは楽観的な要素を駆使して作成している。
商材、売るためには何でもありだからね。

現実を見るなら、税金を考慮した、
悲観的な要素てんこ盛りの
シミュレーションが俺は好み。
こんなもの誰が買うのって言うぐらいが丁度よい。

米国指数ETFの長期投資が最強というなら、
証券マンには次のように説いてみたい。

①世界恐慌の過去10年の長期積立投資で
 含み益が存在するか検証して欲しい。
②同じことを、
 ブックマンデー、
 ドットコムバブル、
 リーマンショックでも
 検証して欲しい。

多くの証券マンは面倒でやりたがらないし、
今はコンプラでうるさいので、
特定の資料を作成するのにも許可がいるから無理。

結局、長期投資10年そこらなら、
時代の運にも左右されるよね。ってなる。
その運を極限まで葬り去りたいなら、
30年ぐらいしないとダメかねぇ。

なんで、配当再投資で税金が考慮されない検証が多いんだろう。面倒だから。俺もかつてはそうだったし。
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