「暴落しても長期では上昇する。」を信用している下落、それ、たぶん、暴落じゃないから。

「下落しても、長期では上昇する」
言葉では凄ーく、理性的に聞こえる。
でも、現実に起こると、まず耐えられないから。

だから

○○ショック
と言うの。

ドットコム・バブルで
ナスダック指数は半値以上下落。
それに加えて、円高。
半値で済めば御の字。

1,000万円が300万円。
自暴自棄になって当然となります。
理性なんか飛びます。
感情だけが高ぶります。

数年の含み益が数週間で消え去って、
含み損に転じるの。

そんなときに、

「下落しても、長期では上昇する」
は響かないから、
そんな言葉信じたがために、
ロクなことになったじゃねーか、になる。

何が米国投資だ、何が指数投資だってなるの。

暴落して１年、元本まで上昇してねーじゃねか。
暴落して２年、元本まで上昇してねーじゃねか。
暴落して３年、元本まで上昇してねーじゃねか。

１，２年で株価が戻るのは暴落でもない。
ただの調整だよ。

１０年以上かかって元値に戻るのが
俺にとっての暴落。
ドットコム・バブルに比べれば、
リーマン以降の下落局面は全て調整に見えるんだよな。

暴落局面後では、とくに個別銘柄投資だと、
チャプターイレブン（早い話が破産ね）が
飛び交うようになる。
資金繰りがつかない企業は淘汰される。
成長優先で赤字垂れ無しの企業なら
資金引き揚げられるでしょう、あっという間だよ。
何が利益出さずに、売上成長ありきだよ、
あっという間に破綻だろうが。

グロース株？はぁ。
スが抜けてグロ株だよ。

クソ面白みのないバリュー株の
有難味が身に染みたドットコム・バブル。

「暴落しても長期では上昇する」
訳ねーだろう、上場廃止の破産なんだから。

まぁ、さすがに指数投資で破産は無いと思うから、
そこは救いなんだけど、
不景気で指数投資が儲からなくなると、
ほぼ絶対に、個別銘柄投資に手を出し始めるから、
気をつけたほうがいい。

それか、レバETFとか、QYLDみたいな
理解できない銘柄に手を出す。
「カバード・コール戦略」
ムズイ言葉出してくるよね。
頭良くなった気になるけど、
実際は何やっているかわからない。

現物で十分じゃん。

コカコーラの株価１００ドルまで待って長期投資と言える。指数投資に負けても気にしない。