2022年4月4日月曜日

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2020年度末の年金運用(GPIF)が保有するロシア銘柄の時価総額、912億円ほど。分散方針だから投資せざる負えない。

外国株投資の多くは米国株中心なんで、
ウクライナ侵攻によるロシアへの経済制裁で、
ロシア株式市場が機能しなくても、
俺関係ないと思っている人がほとんど、だろうと。

かつて、俺は、東欧の投資信託保有していたけど、
LTCM破綻で見事に早期償還、味わった思い出がある。

それでも、こりずにロシア株への投資を検討したところ、
RTS指数連動型のETF(1324:NEXT FUNDSの一つ)が
日本に上場したんで、ガチホ。
ロシア株の株価を見る癖がつくんで、
その意味で投資しただけ。
今は、取引できない憂き目にあっている。(笑)
ってか、それ以前に上場廃止を覚悟。
俺のポートフォリオでは、時価総額ゼロ評価にしている。

それで、タイトルに本題を移すと、
日本の年金運用(GPIF)は外国株運用していたはず。
年金運用の外国株式保有にロシア銘柄が
保有されていないか、確認したら、あったわ。

2020年度版のちょっと古いが、このリンク
2021年度の運用決算を終えていないので、
まだ開示されていない。













2021年度3月末の保有ロシア株(ADRか原株かは不明)
の時価総額は約912億円ほど。

GPIFの保有する外国株式の時価総額は約47.8兆円なので、
保有するロシア株の時価総額はGPIFの外国株投資から見れば、
微々たるもの。

2021年度で売却したか、どうかは開示されていないので、
わからんけど、多分、まだ保有しているだろう。
そもそも、(取引停止、制限などで)売れないだろうし。

分散投資の負の側面だな。

タバコ株に未来はなく、
倫理的に毛嫌いしていても、
指数投資すれば、
タバコ株を間接的に保有する。

ウクライナ侵攻が発端となり、
ロシア株けしからんとなっても、
日本の年金でロシア株保有していた
(いまは不明)のは事実。

分散投資するなら、
特定の銘柄を毛嫌いしないほうがいい。
独占禁止法の嫌疑が多いGAFAMは
けしからんとなると、機会を逃すことになる。

毎年、保有銘柄の一つ程度は消えていく。早期償還、強制買取、倒産、買収と色々。
株式市場で上場維持するのも大変。
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