2022年3月20日日曜日

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リーマンショック以降は長期の上昇相場、「長期のベア相場を知らない世代」の誕生

S&P500指数が10年の上昇分を取り消すほどの
下落を演じたら、長期投資を信じられる?


上記がS&P500指数の年間チャート。
1998年に最高値を付けた後、
8年後の、2006年までは最高値を更新できず、
その後はリーマンショックで、
1997年のS&P500指数値までに下落。
こんな時期に投資していたら、
長期投資を信じる気になれんだろうね。

S&P500指数は、長期では、
平均投資利回り7-8%の実績があります、
と言われても、聞く耳持たんだろう。

それじゃ反対に、
直近の過去15年のNY相場って、
どの時代よりも良かったってこと?

そうとも言い切れない。


年間チャートの横軸を指数スケールにする。
1980年から1998年の上昇相場は、
2009年から2022年までの上昇相場と
比較するとピッチが急に見えるんで、
1980,90年代のほうが投資環境は良かったのかも。

過去に習えば、いずれ長期のベア相場が
来るかもって、思ったりもする。

ただ、唯一の救いは、
1998-2008年の下落分って、
過去15年の上昇した分の1/4にも満たない点。

世間が思うほど下落していないんだよね。
1985年から長期投資した人から見れば。

なんで、長期投資を始めるなら、
なるべく早くにと言われる所以。

理屈ではわかるけど、いざやるとなると、
躊躇するって言うのはわかる。
でも、「始めろ」なんだよな。

ベア相場の時に始めると、忍耐力増すから、いいんだけどな。
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