日本の株式市場が乱高下して、
マスコミが騒ぎ出すと、
政府官僚の多くは、
いつものように、こう述べる。
「市場のことは、市場に聞いてくれ」
と、まるで、他人事。
日経平均が大暴落しようと、
多くの人は「私には(直接)関係ない」と。
なかには、「投資家ざまぁ」と
思っているかもね。
これが、米国だと、
「俺の老後の個人年金運用が~」
「リストラされるかも~」
と、株式市場無視できんわ、
俺の人生かかっているんだから。
かつて、米国民は日本ほど貯蓄しない、
と言われていたけど、
貯蓄はせずに、投資しているんじゃないの?
貯蓄しても、将来の老後の年金、
賄えないから株式投資する。
日本は、公的年金あるから
貯蓄程度の利子でも、
昭和の時代までは通用したけど、
今じゃ、老後生活費が
立ち行かなくなっている。
貯蓄は安全な行為で、
投資はギャンブル。
元本が棄損するものは、
やってはいけない。
その発想から、
抜け切れていないんだよな、
日本は。
日経平均株価が暴落すると、
マスコミは大変、大変と騒ぐけど、
何が大変かは詳細に語ってくれない。
そのくせ、個人投資家の末路を
面白半分に記事にする。
逆に、暴騰すると、国民に利益が
行き渡っていないと、不平を述べる。
株主じゃないと直接の恩恵はないでしょう。
株主リスクを負っての利益なんだから。
日本の経営者の多くも、
株価に無関心な発言が多い。
「株価は俺が決めているんじゃない。」
「市場に聞いてくれ」と。
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