証券マンに聞いたことあるんだよね。
「長期投資の順張りで儲かるなら、
順張りの3倍レバかければ3倍儲かる?」
そのときに言われたのは、現物投資とレバ投資の違い。
現物投資は、保有コストがほぼ掛からない。
それに反してレバ商品は
常にレバレッジを掛ける必要があるので、
そのための運用コストが発生する。
その運用コストは運用年数と共に蓄積されて、
株価を棄損していくので、3倍にはならない。
それよか、30年間も運用できる
レバレッジ商品が存在するか?のほうが重要。
仮に、長期的には右肩上がりで上昇すると判断して、
ブルの3倍レバレッジを掛けたとしよう。
しかし、長期的な上昇の間に、
リーマンショックのような5割下落の相場があると、
ブルレバ3倍は、3倍の下落を負うことになる。
半値じゃ済まなくなる。
恐らく、リーマンショック級で退場となる。
FXの為替取引だと理解しやすいかもしれない。
FXは基本レバレッジ取引が多い。
投資元本の10倍の取引を続けて、30年も続けられない。
いつかは、追証で元本が駆逐され退場。
レバレッジはブラックスワンには凄く脆弱。
2 件のコメント:
レバレッジへの長期投資の方が良いと考えている人と会話をしたことがあるのですが、チャートしか見ておらず
単純にチャート上NASDAQ、S&P500を上回っている(x3倍だから当たり前)のだから、レバレッジ商品に積み立て投資して
投資している口座は10年、20年見ないようにすればいいじゃんという意見でした。手数料よりもリターン上回るし、
株価見なければ大暴落でも平気という考え方です。
私はレバレッジ商品の設計上、ランニングコストと暴落時の下落幅の大きさに耐えられないと思いますし、
何より10年、20年、30年後にその商品が残っているか全く保証がないので長期には適しておらずせいぜいお遊びで
短期につまみ食いするぐらいにしか使えないかなと思っています。
どちらかといえば、個別株をコツコツ買ってずっと抱いておいて、時折入る配当を楽しみに投資する方が好みなのですが
これはどうも少数派のようです。ただ投資の世界は少数派で群れない方が上手く行くことが多いようなので、レバレッジ商品ブームは
むしろ歓迎かなと勝手に思っています。
現物で、+5%、-10%、+6%の変動があった場合
現物ではほぼ元本に戻ります。
2倍レバだと、元本に戻りません。
上記のようなことは
ググればたくさん出てくるのに、
なんで?
長期投資でレバ商品積立かよって、
思ってしまう。
レバレッジETNでも結構、
早期償還されている商品あるんだけどねぇ。
多分、早期償還って何?ってレベルなんだと思う。
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