2021年11月17日水曜日

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スノーボールっていう本があるけど、タイトルに惑わされていない?

バフェット氏に関する本で
「スノーボール」という本がある。
因みに、俺はその本を読んでいない。

タイトルの「スノーボール」は、
「Snowball(雪玉)のように転がるにつれ
 加速的に雪玉が大きくなる」
すなわち、
「資産が加速的に増える、複利みたいな」
ことを示唆しているんだな、と直感的に思った。

悪いけど、そんなことは夢物語。
雪国に暮らせば、わかるけど、
雪玉を坂で転がしても雪玉は大きくならない。
っていうか、雪玉にならんから。
円盤みたいな形になって、最後は倒れるだけ。
サラサラ雪だと、雪玉にすらならない。

どこかのアニメのような、
雪玉が転がって大きくなって、
雪だるまができるのは、作り話。

まともにとるなよ、
もうちょっと、
寛容的になれと言われそうだが、

株式投資でも雪だるま式に資産は増えない。
これも誤解だ。
増えたり、減ったりを繰り返して、
大きくなることはあっても、
一方的に増え続けはしない。
雪だるま式(スノーボール)なんて、ただの妄想。

バークシャ・ハザウェイの年間報告書を見れば、
毎年、運用資産額を増やしている訳でもない。
雪だるま式はファンタジーとわかる。

世の中で、雪だるま式に確実に増えるのは、
借金とローンだけ。
だから、それを避けるだけでも十分、賢いと思う。

投資をする際には、必ず疑うこと、そして、最悪のストーリも想定しておく。
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