BNPLブームに押されて、
ビザとマスターの株価は冴えない。
投資ブログ界隈をみても、
ビザ、マスターの記事は
耳にしなくなった。
アファームに代表されるBNPLが流行に。
ペイパル、スクウェアですら、
もうオールド株な扱い。
追われる立場にある。
MVPとか言っていたころが懐かしいね。
それでも、
ビザ、マスターの成長が衰えたわけじゃない、
と思っている。
なんせ、ビザとマスターのメイン事業の核心は、
相変わらず昔から変わっていない。
カード決済。それは変わらない。
決済金額、回数が伸び続ける限り、
この事業はVとMAのデュオポリ状態が続く。
それとも、アメックスのトリポリ状態?
ビザ、マスターはハイテク企業なんだけど、
他のハイテクと大きく違うのは、
事業を変える必要が無いということ。
マイクロソフトは今後も成長し続けるためには、
メイン事業の変革をし続けなければならない。
Unix、Linuxで冷や汗をかき、スマホ事業を諦め、
Xboxは常にPlayStationで競争を強いられている。
Azure事業もブルーオーシャン(競合社大勢)とは言い難い。
PCからスマホに、今ではサービス事業を
主力にしているアップル。
書籍小売オンラインから始まったアマゾンも、
今ではクラウド事業が稼ぎ頭。
それに比べ、ビザとマスターときたら、
あいかわらず、決済事業が主力。
目立たないのがビザとマスターカード。
株価もそれに現れている。
でも、それが返って強みになっている。
加えて、
カード発行事業を有していないことが
何よりも心強い。アメックスと大きく違う点。
不景気になるとカード破産者が増えて、
ビザ、マスターの経営を揺るがすという心配がない。
この点を多くの人が勘違いしている。
不景気になって、心配すべきは
カード決済量、回数がどれだけ減るだけ。
ビザ、マスターは社会インフラレベルの
銘柄だと思っている。隠れた公共株。
カード決済システムがダウンしたことを聞いたことがない。もうインフラだろう。
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