今の世の中から見れば、
動機づけ(モチベーション)としては凄く弱いだろうな。
長生きできるかどうかもわからないのに、
30年先の金の心配するより、今が大事ってなるだろうし。
「30年先のこと考えた時点で、もう老人だよ」って、
昭和の時代は言われたものだけど、今はどうなんだろうね。
長期投資って、「30年後の金持ち」を目指すこと、
とあまり変わらないと思っているけど、
30年後の金持ち、なんて言ったら、笑われるのが”落ち”。
かつてのフィリップ・モリスは長期投資の代表銘柄だった訳だけど、
当時、巨額な健康被害訴訟を抱えたフィリップ・モリスに投資していた人は
今と同じように、「タバコ株に未来はない」と揶揄されていた。
しかし、シーゲル博士が調査した結果、
ダウ銘柄ではフィリップ・モリスがダントツの投資利回りを達成していたことを、
明らかにした。IBMでも果たせなかったことをタバコ株が成し遂げたんだな。
当時世界屈指のハイテク銘柄よりもタバコ銘柄のほうが投資利回りは良かったなんて、
正直、すぐには信じられないだろうな。
今に置き換えれば、
アップルやマイクロソフトよりアルトリアに投資した方が儲かったって、
言っているようなもん。
10年先、そうなっていたら、さらにびっくりだけどなぁ。
バフェット氏が述べた
「ゆっくりお金持ちになる人なんかいない」
は凄く重要な名言だと思うよ。
数十年かけて、お金持ちになってもいいのに、みんなそれが待てないんだよね。
すぐに、儲かったお金を消費しちゃうから。
10倍株って言うのは、30年間で達成してもいいんだけど、
無意識のうちに10倍株は数年で達成すべきものと思っているだろうな。
しかしだな、30年間で10倍株の投資利回りを答えられる?
ビットコインには目もくれず、株式投資で30年ガチホするんだぜ、ワイルドだろう。
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