2021年3月28日日曜日

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ディフェンシブ、バリュー株は退屈し過ぎて保有することすら忘れ、てればいいんだけどね。

ディフェンシブとかバリューとか聞いて思い浮かぶの「安定」だな。
何が安定かは知らんけど、とにかく、そう思ってしまう。

具体的な有名どころのダウ銘柄で言えば、コカコーラ、P&G、J&Jとか。
どこが防衛的(ディフェンシブ)で価値ある銘柄(バリュー)なんだ、と思う。
これらの銘柄を持ち続けるのは、すごく忍耐がいる。
株価の上昇が防衛的なんだろうな、と皮肉を言いたくなる。

不景気になれば、他の銘柄と同様に株価は下落するし、
景気良くなれば、真っ先に上昇するのはグロース株、
その後を追ってゆっくり上昇するのがバリュー株。

もっと、簡単に言えば、
周りは爆益銘柄で自慢話されている最中、
長期的に緩やかにおとなしく、ちびちびと上昇する銘柄を
持っているなんて、言えたもんじゃない。
配当利回りも高い訳じゃない。
唯一の取柄は、ブランドが抜群に群を抜いているんだけで、
デカイ売上に対する前年比成長率はたかが知れている。


KO、JNJ、PGとFB、AMZN、AAPL、GOOGL、MSFTの
過去5年間の月間株価チャート比(Yahoo!Financeから作成)を見ると、
明らかにキャピタルゲインでみれば、KO、JNJ、PGは劣ってしまう。

それでも、KO、JNJ、PGを数十年持ちたくなる理由はある。

個人的な感想だけども、ハイテク銘柄はCEOの経営手法に偏り過ぎる傾向にある。
大きな成功もあれば、あっという間に転落する可能性が十分あるということ。
FAANG+MのCEOは常に注目の的。後継者次第では、転落も早だろうなと思う。
ノベル、サンマイクロ、ロータス、
一時期はトップ企業だったけど、後継者が育たなかった。

その点、P&G、J&J、KOのCEO名を即座に言える人は稀だろうね。
トップダウン経営というよりは、子会社(ブランド)の集合体みたいな集まりだから。
CEOの一存で企業が危うくなるというリスクは非常に小さい。

コカコーラでさえ、本命のコーラ・ブランド依存は相対的に小さくなっているはず。
ミネラル・ウォーター、エナジードリンクと飲料ブランドも多様化している。

FAANG+Mの含み益で余裕が出たら、PG、JNJ、KOに切り替えていく、
もしくは、逆でPG、JNJ、KOの配当で細々とFAANG+M銘柄を買っていく。
どちらも、資産額が大きくなってから考えることだけどね。

それよか、一番良いのは、PG、JNJ、KOを保有して、
毎日株価を眺めても、ときめかない株価に耐えきれなくなり、
そのうち「持っていること」を忘れる位の「ずぼらさ」があれば、
これらの銘柄は最適だろうなと思う。

多くの人は、ときめかない株価に耐えきれなくなり処分しちゃうんだよね。

株式を持っていることを忘れても追徴されないのは長所、不動産はそうはいかないから。
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