長者番付の保有資産を見れば、
「金持ち長者」と言われる人の資産額の多くは
手持ちの現金の額じゃないことは確か。
保有株式、不動産の評価額が長者にさせている。
そして、ほとんどがCEOか創業者。
経営している企業と株主が同一人物。
まさに集中投資。ハイリスクそのもの。
サラリーマン投資家で言えば、勤務先の株だけを持っている人と変わらない。
1社に依存するのは、儲けもデカいけど、破綻するリスクもデカイ。
庶民レベルの個人投資家が目指しているのは、長者番付じゃない。
生活に余裕が欲しいから、している。
「分散投資するのは無知に対するヘッジ」とも揶揄されているけど、
バフェット氏ほど企業を詳細に探究できない個人投資家なら、
むしろ「無知に対するヘッジ」は必要。
無知なんだから、ヘッジするだろう。
その代わり、投資したからには少々の含み益で利確はしない。ガチホする。
一つの会社に依存するのはハイリスク。
ブラック企業だったり、ブラック上司だったりすれば、
まじで勘弁してくれよ、となる。
かといって、すぐ辞める訳にはいかない。生活かかっているからね。
でも、企業(または上司)はそれを承知で(嫌いな)社員を究極まで使い倒そうとする。
足元見られているわけだから、そこからは時間との勝負。
株式投資で財を築くほうが先か、定年まで働かされるか。
株式投資が有利なのは1社択一じゃない点。
わざわざ、ハイリスクな集中投資をする必要もない。
億までいけばそれだけで十分なんだよ、庶民にしてみれば。
長者番付の資産額は評価額であって、現実の現金じゃない。それに、税金も考慮されていないんだろうな。
0 件のコメント:
コメントを投稿