2021年3月11日木曜日

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長期投資の支えは含み益と配当_群れない株式投資

元本保証のない株式を数十年ガチホするっていうのは、
保有株式の株価が「上昇し続けない」と耐えられないと思う。
しかし、上昇し続ける銘柄なんか、この世には存在しない。
GAMAと言われる銘柄でさえ、株価低迷した時期は必ずある。
ビザ、マスタも。

含み益があれば、それを保持(拡大)しようとは考えずに利確する。
なぜなら、株式相場は気まぐれだから。
業績が良くても、世界経済全体が落ち込めば、PER値の下落とともに株価は下落する。
そして、保持していた含み益が消滅する。
これを一度も経験したなら、次は含み益が生じた時点で利確に走る衝動に駆られる。
数十年ガチホすれば、ほぼ経験する。
企業の経営が悪い訳じゃないけど、経済環境には坑がえないからね。

株式相場は「気まぐれ」だし、景気、不景気を不規則に繰り返すもの、
と割り切らないとガチホできない。

それでも長期投資を貫くのは、その気まぐれな相場が大きな利益をもたらしてくれるから。
暴騰も暴落も、言ってみれば、みんなが出口に殺到するから生じる価格形成。
みんなと一緒の行動をとってメリットがあるのは、共同作業だろう。
株式投資は共同作業じゃないんだから、群れてどうするんだよ!

みんなが売っているときに売って、買っているときに買って、儲かると思っているの?
庶民レベルの個人投資家がすべきことじゃない。
ヘッジファンドじゃあるまいし。

株式投資なら、持ち続けるだけで株式市場に長居できる。それも今は無料、昔は口座管理手数料とられたけど。
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