2021年1月9日土曜日

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初期のスマホも当初は物足りなかった。電気自動車も同じ。

IBMは当初、パーソナルコンピュータ(PC)の市場を甘く見ていた、だろうなと思う。
メインフレーム1台売れれば滅茶苦茶な利益になるのに、PC1台の利益なんて、
と思っていただろうな。事情は国産メインフレームメーカー、富士通も同じ。

そして、PCのOS市場をマイクロソフトに明け渡してしまった。
当時は、中身ほぼ一緒のPC-DOS(IBM版)とMS-DOS(Microsoft版)の2種類あった。
そして、IBMはOS2へ、マイクロソフトはWindowsOSへと双方、違う進路をとったが、
結果はWindowsOS様様。

そのマイクロソフトでさえ、スマホ市場ではアップルに完璧に打ちのめされた。
マイクロソフトはノキアを買収したりしたけど、アップルには勝てなかった。

グーグルも検索サイトの一等地をスマホでも維持したかったので、
スマホOSのアンドロイドを無料で提供した。
無料と言いながら、ホームページはグーグル。
無料でも、インターネットの一等地を確保することで十分利益(広告)が得られる。
こんな発想、日本企業の経営者ができるとは思えない。

中国、米国にとって、日本のガソリン自動車が高品質で売れまくるのは、
正直面白くなかっただろう。
いつか、産業構造が変わるタイミングで自動車産業の地位を回復したいはず。
メインフレーム→PC→スマホ、のような移行は自動車産業にもそのまま当てはまる。
ガソリン自動車→ハイブリッド→電気自動車、のように移行するなら、
電気自動車で勝てばよいと考える。

トヨタ、ホンダが今のIBMのようになるかもしれない。
ガソリン自動車が直ぐに無くなる訳ではないが、それは、
メインフレームが直ぐに無くなる訳ではない理由、と似ている。

最終的には電気自動車(自動運転)でシェアをとれば、いいじゃんとなる。
ガソリンエンジンでは過去の実績で対抗できないが、
モーターやバッテリが主役なら、と考える。

自動運転も、狭い日本だけに適用しても売れない。
米国でも中国でも、どんな道路でさえも自動運転データとしては必要。
グーグルマップでさえ自動運転のデータとなる。

充電時間が長いとか、バッテリーが上がったら、雪道の自動運転はどうするんだと、
欠点ばかり、言っている間にブレークスルーが起きて、
いつのまにか電気自動車が主流になっている。

(タッチ)スマホも最初は、画面が手垢で汚れるとか、
動作がとろいとか散々だったけど、今じゃガラケーのほうが少数派。

そうやって、評論ばかりして、
株式投資の機会を見過ごすのが一番怖い。

結局、なんだかんだいって、電気自動車になるんだろうなとは思っている。
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