2020年9月6日日曜日

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長期株価チャートを見ると、株価下落は大したことのないように描かれる。

「長期投資」を信じるのはいいけど、これ、個別銘柄だと現実的じゃないから。

創業者位なもんだよ、ガチホで自社株を持ち続けるのは、
それも、持ち続ける理由は議決権の過半数を維持するためだったりするから。

個人投資家が投資利益のために、30年間も特定の個別銘柄を保有するっていうのは、
公共性の高い企業、電力、水道、通信とかじゃないと、持ちこたえられない。

アップルで約450倍に株価が上昇したというけど、その道中には、
株価半値を何回も繰り返したうえでの投資成果。
1,000万円の評価資産が600万円になれば、一般庶民なら狼狽える。
そして、1,000万円に戻っても売らずにいるんだから。

仮に450倍の投資利益の恩恵に預かれたとして、
450倍の株価が半値になれば、元本から考えれば、225倍に落ちる。
恐ろしくないか?

100年の株価チャートをみて、長期投資がいいね、と思っても、
株価チャートは月間、年間に短縮されて表現されている。
しかし、銘柄保有者は毎日の株価を見て過ごす。

年間株価チャートになれば、日々の株価なんか、表現されない。
1日で株価が3割下落したことさえ、表現されない。

長期投資を侮るなかれ。
指数ETF投資でも、30年持ち続ければ大したもんだと思うよ。
さらに個別銘柄なら、なおのこと。

長期投資を貫くのは、集団に属するのを嫌うような人。会社員向きじゃない。
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