2020年8月20日木曜日

記事

FIREされるよりFIREする反逆精神。自由とかとは無関係、賛美し過ぎだと思うな。

米国企業のリストラは、表現は悪いが「サバサバ」している。
「YOU WERE FIRED 解雇されました」の一文で終わり。
出社したら、もう机がない。
だから常に頭の中は転職。
所詮、企業なんて、そんなもんって思っているかもね。
F.I.R.Eを目指す理由もなんとなくわかる。

F.I.R.E(経済的自立して早期退職)っていうのは、
解雇されることへの反逆精神みたいなもんかと思っている。
だから、FIRE(解雇)に語呂を合わせたんだろう。

Financial Independence, Retire Early の文章を見ればわかるが、
自由なんて言葉は一つもないから。
個人的に重要だと思う単語は独立(Independence)。

勤めなきゃ経済的に破綻するから、勤めなきゃいけない。
Independence(依存)しなきゃいけないわけだ。おそらく企業に。

でもね正直、独立するのは大変だよ。目立つし。
どこかの会社(集団)の一人のほうが気が楽だし、
考えようによってはこっちのほうが自由で居られる、と思うけど。

日本ならさ、「正社員になって定年までしがみつけ」の論調が強いでしょう。
余程じゃない限り、自己都合以外の退職はない社会、ホワイト企業ならね。
多分、依存文化の社会なんだろうなと思う。

自分の時間が欲しい人なら、してもいいと思うけど、
一人でいることが耐えられないなら、自由には程遠いよ。

働きすぎても燃え尽き症候群、リタイア後は落ち葉扱い、株式投資で成功したばかりにっていうのもあるぞ。
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