2020年5月8日金曜日

記事

労働価値は年齢と共に衰退、株式投資は期間をテコに増大

終身雇用、年功序列が昔ほど機能していない現状で、
定年が仮に70歳まで伸びたとしても、
勤務年齢(就業年齢)に比例して給与が伸びていくことは、
よほどのエリートでなければあり得ないことだろう。

多くの人は中年に差し掛かる時点で、
給与のピークを迎える可能性が高い。
昭和世代では『退職したとき』が退職金も含め、
人生で一番のお金持ちな状況を満喫できたかもしれないが、
令和世代では、難しいかもしれない。

労働価値は、通常、年齢ともに減少していく。
それを補うのは長年の豊かな労働経験となるが、
技術の進歩で特定の専門の労働経験は価値がないと
見なされるリスクも存在する。

労働収入は、20年働けば給与が2倍、30年働けば3倍とはならんだろうな。
労働期間が『テコ』の役割を果たさないリスクのほうが大きい。

株式投資は、銘柄選択と長期で持つことで、保有期間が『テコ』の原理を果たす。
銘柄選択のリスクを負いたくなければ、インデックス(指数)投資という手もある。

日経平均指数では、直近30年、期間のてこの原理は機能しなかったので、
指数なら米国株市場となるだろう。
指数投資でも、指数市場選択の吟味は必要。

「人生100年、何が起きるかわからないから、何もしない」
でも、新型肺炎騒動が本当に起きた。生きている間に。
スペイン風邪は過去の歴史だったと思っていたことが、
今、似たようなパンデミック騒動が起きてしまった。

ドットコムバブル、リーマンショック、チャイナショック、コロナショック

だから株式投資は怖いから、と思うか、
これらに耐えてきた株式投資は有望と思うか

資本主義では、生き残るにもお金が必要。

正社員で大企業勤務だから安心って思う人は、終身雇用、年功序列思考から抜け切れていないんじゃ。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ



0 件のコメント: