税金で援助されない企業なら、株主還元は企業の判断に任せるべき。
企業は企業活動を通じて税金を支払っている。
また、2重課税とは言われているが、株主は配当に関して税金を支払っている。
配当を出せば、出したで、配当に関する税収入が見込めるのは事実。
配当を取りやめることで、かえって企業の財政不安とも映るなら、
配当継続の意思を表明することは、企業の経営安定アピールにつながる。
一番最悪なケースは、企業が税金で援助されても倒産してしまうケース。
税金で貸し倒れとなると、回収はできない。
その回収できない事実が判明するのは数年先だろう。
外出自粛、休業要請と世の中は自粛モード一色になってきた。
「魔女狩り」の様相を見せ始めている。
これに拍車がかかり、
『株主還元とはけしからん』、
となりかねない不安を感じるのは、怖すぎだろうか。
銀行を救うために、銀行に政府が財政出動をすれば、
銀行が配当を取りやめるのはやむを得ないと思う。
しかし、銀行の融資先企業も配当自粛の要請となると、
配当自粛連鎖が起きる可能性がある。
仮に救済銀行の対象がJPM、BAC、WFC、Cのような大手だと、
融資先企業も大手企業だらけだから、あっという間に配当自粛の連鎖出来上がり。
そもそも、株主に見返りがないと、経済が回らない気もするが、素人考え過ぎるかな。
配当は悪なんてイメージが世の中に出来上がったら、
どうやって、配当生活しよう?
インカムは長期で構えられるから、やや穏やかに過ごせるんだけど、
キャピタルゲインだと、株価が気になって仕方がないから、結局仕事になってしまう。
配当自粛の連鎖だけはないことだけを祈って、投資するしかないな。
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