コロナ・ウィルスの影響を受けない投資先の企業を探すにしても、
今やグローバルにお金が回っているのだから、どこで貸し倒れが起きるかわからない。
リーマンショックで一番怖かったのは、
手持ちの資産に住宅ローンの債券が含まれているかどうかが、わからなかった点。
個人投資家なら経験するだろう、時価資産評価額。
含み益から含み損に転換したときに、どうすべきかの判断が要求される。
企業も同じ。
CFOは常に経営が回るように、もっと言えば現金が回るように業務遂行している。
『勘定足りて、銭足らず』
『晴れの日に傘を貸して、雨の日に傘を取り上げる』
儲かっているのに、手持ちに現金がない
儲かっているのに、借金を今返せと言われた
だから、常に債権者、融資者、貸付先とは良好な関係を築いておく。
今は、大手企業が融資枠取付に右往左往している。トヨタでさえも。
米国企業のバランスシートを見ても、数字しかない。
実際に、具体的などの短期証券(現金同等)、長期証券を持っているかは把握できない。
おそらく、ほとんどは米国債だと思うけど。
現金を持っているから大丈夫と思っても、
債券が焦げ付けばトッバチリを受ける。
リーマンショックもサブプライム問題がピークを迎えて、
やや忘れかけたころの半年後に大底が来た。
悪い知らせは誰もが当初は隠す。合法的なタイミングを狙っている。
自分が最初になるのも嫌だから、会計年度を跨いでからとか、
色々な思惑が蠢くんだよね。
新型肺炎のピークがまだ見えないなか、2番底有り無し予測してもあてにならん。
要は貸し倒れ連鎖が起きるのか、起きないのか、
これが問題だと思っている。
例えば、この記事を見ればね。
トヨタ、パナソニックもかつては銀行並みの資産を持っていたのに時代は変わった。
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