本当に資本主義経済が破綻するんじゃないかという不安。
世界大戦やリーマンショックが最たる例。
国債も株式も紙くずになる不安が最高潮に達していた。
株式なんかいらない、食料やゴールドに殺到するような状況。
そう考えれば、今回のコロナショックでは、
ワクチンさえ出来上がれば、回復するだろうと見込んでいる輩が多い。
今は2番底の探り合いをしている。
ワクチンが出来上がるまでに経済が持てば、
その先にはバブルが待っていると主張する人もいる。
このバブルが曲者。
数年先にはバブルが待っていると。
外出規制で、現金が回らなくなった(無収入)。
しかし、強制的にお金(給付金)をばらまいたいことで、
そのお金はいずれ株式市場に流れるだろうとの読み。
だったら、今のうちに買っておこうとなる。
もうここまで筋道が出来上がっていれば、悲観じゃないだろう。
楽観している人がまだまだいるということ。
コロナショックで米国の失業者見込みは最大4600万人と見られている。
米国の人口が現在約3億人だから、10人に1人以上は失業者。
世界恐慌当時の米国では4人に1人が失業者と言われていたので、
まだ世界恐慌並みの見通しにはなっていない。
怖いのは米国での失業者が想定を超えてしまったとき。
上記の書籍に、世界恐慌前の過剰な投機に関して、の記述がある。
「ひと月に15ドルを節約してこれを優良株に投資しすれば、つい最近まで、私達も同じことを言っていた。
20年後には少なくとも8万ドルの金を手にでき、
この投資から受ける収入は少なくとも月額400ドルになる」
毎月米国指数ETFに積立投資すれば、数十年後、億り人になるれると時代は変わらない、ということだ。
ボブ・ディランは、時代は変わると歌っているけどな。
農畜産業者、漁業者も外出禁止だと、凄いことになる。
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