2020年3月26日木曜日

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バブルを想定しているうちは、悲観しているとは言えない

本当の悲観っていうのは、先が真っ暗闇の状態。
本当に資本主義経済が破綻するんじゃないかという不安。
世界大戦やリーマンショックが最たる例。
国債も株式も紙くずになる不安が最高潮に達していた。
株式なんかいらない、食料やゴールドに殺到するような状況。

そう考えれば、今回のコロナショックでは、
ワクチンさえ出来上がれば、回復するだろうと見込んでいる輩が多い。
今は2番底の探り合いをしている。
ワクチンが出来上がるまでに経済が持てば、
その先にはバブルが待っていると主張する人もいる。

このバブルが曲者
数年先にはバブルが待っていると。

外出規制で、現金が回らなくなった(無収入)。
しかし、強制的にお金(給付金)をばらまいたいことで、
そのお金はいずれ株式市場に流れるだろうとの読み。
だったら、今のうちに買っておこうとなる。

もうここまで筋道が出来上がっていれば、悲観じゃないだろう。
楽観している人がまだまだいるということ。

コロナショックで米国の失業者見込みは最大4600万人と見られている。
米国の人口が現在約3億人だから、10人に1人以上は失業者。
世界恐慌当時の米国では4人に1人が失業者と言われていたので、
まだ世界恐慌並みの見通しにはなっていない。

怖いのは米国での失業者が想定を超えてしまったとき。


上記の書籍に、世界恐慌前の過剰な投機に関して、の記述がある。
「ひと月に15ドルを節約してこれを優良株に投資しすれば、
 20年後には少なくとも8万ドルの金を手にでき、
 この投資から受ける収入は少なくとも月額400ドルになる」
つい最近まで、私達も同じことを言っていた。
毎月米国指数ETFに積立投資すれば、数十年後、億り人になるれると
時代は変わらない、ということだ。
ボブ・ディランは、時代は変わると歌っているけどな。

農畜産業者、漁業者も外出禁止だと、凄いことになる。
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